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おまけ 『夜這い』
幼馴染みで親友だった。そこに恋人も追加されただけ。変わらない日々を過ごしていたある日。
「恋人みたいなことしたい」
と言うので、夜になってあいつんちに行った。
「どうしたの?」
「恋人みたいなことしたいって言ってたから」
夜這い。
そう告げてキスしても、無邪気に笑っている。
「ほんとだ、恋人みたい」
楽しそうな姿が愛しい。
それから何度も柔らかくキスを繰り返して触れ合って、時々見つめて、微笑みを交わして、また口づけを。微睡みは心地よく、二人で抱き合って眠った。
……これが『夜這い』だと思われたらどうしよっかな。まあ、いいか。
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