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第11話
さっきまではおもらしして怒られると思って恐怖で泣いてしまったが、今は恥ずかしさで泣いてしまう
幹人がビシャビシャで汚いおれを抱きしめながら背中をさすってくれる
恥ずかしさと申し訳なさが相まって涙が
止まらない
「みきと、ごめんなざい、おれ、」
「大丈夫、怒ってないよ
…汚れちゃったし、シャワー浴びてこようか」
幹人がおれを抱き上げ、風呂場に連れて行ってくれる
「俺は部屋掃除してくるからキレイにしておいで」
「お、おれが汚したからじぶんで…!
「大丈夫だから、気にしないで
ちゃんと温まってから出てきてね」
風呂から上がれば汚れた服は片付けられ、
新しく服がおいてある
そそくさと着替え、部屋に戻る
「幹人」
「あ、ちゃんと温まった?
髪の毛乾かしてあげるからおいで」
幹人に髪の毛を乾かしてもらうが掃除までさせてしまって申し訳なさで胸が痛い
「幹人、あの、…ご、ごめんなさい」
「別に気にしてないって
俺が悪かったし、そんなに謝らないでいいよ」
怒ったりしてないのは分かるけど申し訳なくて何かしないと、という気持ちでいっぱいになる
「幹人、あの、おれ、掃除代わりにしてもらったし、えっと、幹人の代わりになんかできることあったら何でもする」
しどろもどろになりながら伝える
「何でもするの?」
少し驚いた顔をして、目を細め、笑顔になる
あ、…幹人のこの笑顔はよくない笑顔
でも迷惑かけたから
「や、やる」
幹人がとても嬉しそうな顔をする
近くにあった箱の中から何か取り出す
「じゃあ、かなたが自分でお尻拡張して
このおっきいアナルプラグを自分で入れて」
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