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学生時代 番外編 決行

俺は大学受験をし、無事に合格 二人とも高校を卒業した かなたと住む準備もほぼ終わりあとはかなたが越してくるだけになった 「かなた、家の方はもう大丈夫? 忘れ物とかはない?」 「うん、大丈夫! ちゃんとお世話になりましたって挨拶もしてきたし、おれの私物あっても処分してくれるだろうし あーーー、つかれたーーー!」 かなたがぐーっと伸びをする 「あはは、お疲れ様 かなた、何か飲む?お茶でいい?」 「あっ、うん、ごめんありがと」 二人分のお茶を用意してかなたと一緒に ソファに座る 「はい、ちょっと熱いかも」 「あ、ありがと」 ふーふーと冷ましながらかなたがお茶を飲む 二人で他愛ないことを話す しばらくするとかなたがウトウトと船を漕ぎ出す 「かなた、眠い?」 「んぅ、ごめん何か急に眠くなってきた…」 「いいよ、そのまま寝ても きっと疲れが溜まってたんだよ」 そのままかなたが糸が切れた人形のように 眠り動かなくなる 俺はかなたを抱き上げかなたのために用意した部屋へと連れて行く かなたの足首に枷をはめる かなたのお茶に睡眠薬を入れておいた 俺が前眠れないときに病院からもらったやつだから害はないはず 上手く眠ってくれてよかった 大切だから枷をはめて逃げられないようにしよう (俺を一人にしないで) 俺のことだけを考えるように躾けてあげよう (俺から離れないで) かなたが目を覚ましたらきっと驚いて暴れるだろう そうしたらどうやって躾けてあげようか (ずっと一緒にいてほしい) 「かわいい、かわいい俺のかなた、俺の恋人 一生手放さないから」 「(………)」

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