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番外編 学生時代 ヤキモチ?

かなたと暮らすための準備を二人で整えていくために放課後は学校ではなく家で二人で話しながら作業していく …もうすでに二人で暮らしているようで楽しかった かなたが帰っていくとき、胸がぎゅぅっと締め付けられるのが苦しかった かなたと一緒に居たい (居なくならないでほしい 俺を一人にしないでほしい) その想いは日に日に強くなっていった        ーーーーー 「幹人、受験勉強大丈夫?」 「あー…別に大丈夫だろ」 「受験明日だよね、が、頑張ってね」 「何で俺より緊張してんだよ」 ふはっと笑いながらかなたとじゃれ合う 「おーい!二人とも何やってんだよ かなたぁ、オレのことも励まして」 「あー、そっか明日受験だったよね」 「そーなんだよ オレC判定だからさぁ受かるかは運なんだよなぁ 絶対ムリだろ」 「そんなことないよ!頑張って!」 「町田、ボクも応援して! 緊張で今から吐きそう…」 かなたが他のクラスメイトの奴らとじゃれ合う 何故だが分からないがモヤモヤとした感じがする …ヤキモチとかいうやつか? まぁ、別に気にしなくてもいいだろう これからかなたのことは絶対に手放さないから 誰とも会わせずに俺だけをみて俺のことだけを考えるように躾けてあげればいいから (どこにも行かないで、俺を一人にしないで) ふふっと悪い笑みを浮かべながらクラスメイトとじゃれ合うかなたを見守る

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