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お尻大事に※※

これ所謂特殊性行じゃないかな。 僕にとって、フィストファックだった。 「あぁぁぁああー!!」 「咲季ー!」 激しく揺さぶられて、頭が溶けそうだった。 脳味噌も揺れてるけど、腰を抱えて押さえつけられて、お尻に出し入れされる度に、宙に浮いた足が、ガクガクと揺れた。 力が入らなくて、まるで人形の足が振り回されてる様に。 普通のセックスじゃ考えられない体位で何度も犯された。 座らされるだけじゃなく、二つ折りにされる様に折り曲げて足を広げて穴を見せる。 その穴から流れ出る精液をまた、トルクのペニスで捏ね回した。 でも、そんな獣じみた激しいセックスに、僕は満足していた。 快感でバカになる。 ずっと犯され続けたいとか思ってしまう程に、トルクを愛していた。 そして、体が、トルクの吐き出す精液を飲み込みたがった。 ん、多分、赤ちゃんを作ろうとしてるんだ。 それを感じるから、余計にトルクが愛しくて、求められるまま与えて、与えられるまま、求めた。 もう、ドロドロだった。 精液も、潮も、全てがトルクのものだった。 「トルク、愛してる」 「私もだ、咲季、愛してる」 獣化したトルクに抱きしめられたまま、眠りに落ちた。 「坊っちゃま、私は昨日言いましたよね?  抱き潰すなと。」 白豹のまま、悠々と眠ってる毛皮のなかで、僕も目を覚ました。 「ん、とる、く?」 「咲季、寝てて良いぞ」 「お、きるよ、だって、ワイスさんくる」 「咲季様は良い子ですね」   トルクがだろ?って言いながら、僕の顔をベロって舐めた。 「坊っちゃまは、慎みをどこかに捨ててきた様ですね?  いい加減、咲季様のお尻から卑猥なモノを抜きなさい!」 「いや、抜くとな、大変な事になるんだよ」 「わかってますよ、咲季様の下腹部を見れば!  いいから、抜きなさい!」 「うにゅ、トルク、おしりへんだよ」 「う、ん、変だな。」 もふもふをもう少し堪能したい。 でも起きなきゃ。 「あら、すごい可愛い」 「まあ、しっかり入ってるわ」 「ペニスちゃんも、ちゃんとおっきしてるのに、お寝坊さんね」 「お腹にどれだけ入ってるのかしら」 「きっと抜いたら大量ね」 え?なに? ハッと覚醒した。 「あん、」 変な声出た! お尻にトルクの極太ペニスが捩じ込まれたままだった! 「や、やぁ、見ないで!  やだ、よ、ぬいて、ぬいてよぉ」 恥ずかしい通り越して死にたい願望。 「あ、咲季、そうキュウキュウとしがみついては、んん、気持ちいい」 意思とは裏腹に、抜かせないように締め付けて、また快感を貪ろうとしていた。 恥ずかしい、こんなセックス事情を知られるなんて! 「と、とりあえず、抜くから待って、ね」 そう言いながらゆるゆると動かさないでよ。 一際奥に突き挿れて中に出された。 そして、僕はその刺激でナカイキしてしまった所をみんなに公開してしまったんだ。 「ペニスちゃんが震えてるわ」 「イッタのね」 「私たちも挿れたいわね」 「入りそうね」 「今度一緒にしましょう」 もう、僕は死にましたから。 羞恥で死にたい。 ずるりと抜けたら、開きっぱなしのお尻の穴から、ごぷっと液体が流れ出た。 丸くなって、お尻から出る液体も止められず、僕は号泣した。 「ゔぇ、えっえっ、えっ  ど、るぐ、ぎらい  もう、きらい  やだって言った、やだって言ったのに!」 「え!?  咲季、え?  咲季ちゃん、さきちゃん、ごめんね、ごめんね?  許して、叩いていいから、ごめんね!?」 「ぎらい~、どるぐなんが、ぎらい!」 頭を撫でたワイスさんが、ですね、とため息をついた。 「咲季様、体を綺麗にしましょう」 シーツを巻きつけて、丸くなったまま抱き上げられて、浴室に連れて行かれた。 「咲季様、私の育て方が悪かったのです。  まさか、あんなアホになってるとは」 「うっうっうっ、うぇ、えっ」 お湯に浸けられたまま、撫でるように洗われていく。 「も、恥ずかしくて、死に、たい」 泣きやめず漏らした言葉に、ワイスさんがぎゅうって抱きしめてくれて、温まってなさい、と言って浴室を出て行った。 その直後、想像もしなかった衝撃と音に涙が止まった。

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