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第十三章・4
ペニスを半分ほど咥え、舌で舐めているうちに、青葉自身も興奮してきた。
(やだ。僕が気持ち悦くなってちゃダメだよ)
だが、どんどん硬くそそり勃ってゆく芳樹のものを見ていると、どんどん体が熱くなる。
感じて、蜜をもらしてしまう。
(ちょっと。ちょっとだけ休憩)
唇を芳樹から離すと、唾液の糸でつながった。
「ん? もう、降参?」
「違います。休憩です」
頬を紅潮させ、上目遣いではぁはぁ言っている青葉が、可愛い。
「無理しないで。私はこれでも充分満足してるから」
「ま、まだまだです!」
甘い雰囲気ではないが、青葉の必死さがそそる。
芳樹は彼に任せて、成り行きを見守ることにした。
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