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結ぶ(18)
もう…我慢できない…
俺はニールの髪にそっと指を潜り込ませた。
「…俺はニールのものだから…好きにして…
愛してくれ…」
途端に、少し足に当たっていたニール自身が硬化を増した気がした。
!?
俺自身から口を外してゆっくりと上体を起こし、俺を見下ろした格好になったニールが、腰に巻き付けていたバスローブを見せつけるように剥ぎ取ると……
腹にくっ付くくらいに天を指した雄々しい楔が目の前に現れた。
思わず心の声が漏れ出した。
「うっ…凄っ…ナニソレ…」
ニヤリと笑ったニールは
「俊樹、それは最高の褒め言葉だと受け取るぞ。
コイツももう我慢できないらしいから……
覚悟しろ。」
指差す先の、ソレは………
ひいぃぃっっ
魔王降臨…
「…ニール…お手柔らかに…」
「勿論!優しく…激しく抱くよ…
名残惜しいけれど、コレはもう、外してしまおう。」
俺の下着に手を掛けると、そっと滑らせて脱がせ、ベッドの下にぱさりと落とした。
「それにしても…セクシーな俊樹も最高に良かったな。
また…楽しみにしているから。」
「『また』!?『また』ってどういう意味!?」
「ふふっ…それは今度…ほら、俊樹、俺に集中して。」
いきなり捩じ込まれた舌が、上顎を軽く擦る。
擽ったいのと、唾液が溢れて零れ落ちそうになるのが嫌で、首を捻って逃れようとした。
ところが、両手で頬を拘束されてしまって、歯医者で唾液を飲み込むのを我慢してるような気持ちになってきた。
んぐっ
喉を鳴らしてやっと唾を飲み込むと、優しく唇を食まれる。
解けた拘束にホッと一安心して、甘噛みを受け入れていた。
ニールはそうしながらも下半身をぐりぐりと押し付けてくる。
じょりじょりとした感触の下生えは、どちらの先走りが滴っているのだろうか、滑った音を立てていた。
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