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⑥
恐る恐る課長の頬に手を伸ばす
俺の指が触れるか触れないか、そんな俺の手に猫がするように、自ら頬を擦り寄せてくる
そんな可愛い仕草を目にした途端、ギュンッと心臓が跳ね、体が勝手に動いた
「荒木課長…」
「ん、んっ…ン」
唇を重ねると課長の甘い舌がすぐさま絡まってくる
それだけでテンション上がるのに
俺の首に腕を巻きつかせ、自ら床に引き寄せる行動に心臓が口から出そう
(あーもーこの人なんでこんなに可愛いんだよ)
課長の唇からを離し、割れた腹筋に滑らすように舌を這わせる
くすぐったいのか気持ち良いのかピクピク震えて、腰をよじらせる課長に
もっと気持ち良くさせたい
その想いが強くなって
止まらなくなって
「課長…荒木課長、その……嫌だったら蹴っ飛ばして下さい」
課長のズボンをズリ下げて、下着越しでも分かるぐらい反応を見せているモノに口を這わせた
「く、あぁあ!!んん、ぁつ、んんん」
下着ごと課長のモノに吸い付くと、中でビクビクと震え、粘着質のある体液がトロりと溢れ出てくる
課長のモノを扱いてイかせたあの日から
あの姿を思い出し、何度抜いた事か。
もっと気持ち良くさせたい一心で
『男同士 気持ち良い行為』を検索しまくり、荒木課長で妄想しても興奮しかしなくて、実際こうやって口で愛撫する事も抵抗ない
下着も邪魔になりゆっくり下げると、先走りに濡れるモノが現れ、喉が鳴る
(課長…感じてくれてるッ)
チュク、と先っぽに舌先を押し込み、すすると
気持ちいいのか荒木課長の喘ぎ声が大きくなる
啄むようにキスをし先っぽを口に含めると、膨らむ課長のモノに嬉しくなって
課長の脚が閉じれない様にとその間に体をねじ込んだ
ジュプッ、と口に根元まで咥えれば
「ふぁッ、あ、あ、ッぁあ!!」
足の指がグッと伸び、床を蹴り悩ましく悶えてくれる
床に頭を左右に振って、堪らないかの仕草
(俺の口で課長が悶えてるって……)
それだけで興奮
しかも、口ん中に苦い味が拡がって、課長が感じまくっているのは丸分かりで
同じ男だから気持ち良い場所も攻めやすい
と……
「ん?」
サワッ……と
髪の毛を梳かされる感触に顔を上げた
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