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恐る恐る課長の頬に手を伸ばす 俺の指が触れるか触れないか、そんな俺の手に猫がするように、自ら頬を擦り寄せてくる そんな可愛い仕草を目にした途端、ギュンッと心臓が跳ね、体が勝手に動いた 「荒木課長…」 「ん、んっ…ン」 唇を重ねると課長の甘い舌がすぐさま絡まってくる それだけでテンション上がるのに 俺の首に腕を巻きつかせ、自ら床に引き寄せる行動に心臓が口から出そう (あーもーこの人なんでこんなに可愛いんだよ) 課長の唇からを離し、割れた腹筋に滑らすように舌を這わせる くすぐったいのか気持ち良いのかピクピク震えて、腰をよじらせる課長に もっと気持ち良くさせたい その想いが強くなって 止まらなくなって 「課長…荒木課長、その……嫌だったら蹴っ飛ばして下さい」 課長のズボンをズリ下げて、下着越しでも分かるぐらい反応を見せているモノに口を這わせた 「く、あぁあ!!んん、ぁつ、んんん」 下着ごと課長のモノに吸い付くと、中でビクビクと震え、粘着質のある体液がトロりと溢れ出てくる 課長のモノを扱いてイかせたあの日から あの姿を思い出し、何度抜いた事か。 もっと気持ち良くさせたい一心で 『男同士 気持ち良い行為』を検索しまくり、荒木課長で妄想しても興奮しかしなくて、実際こうやって口で愛撫する事も抵抗ない 下着も邪魔になりゆっくり下げると、先走りに濡れるモノが現れ、喉が鳴る (課長…感じてくれてるッ) チュク、と先っぽに舌先を押し込み、すすると 気持ちいいのか荒木課長の喘ぎ声が大きくなる 啄むようにキスをし先っぽを口に含めると、膨らむ課長のモノに嬉しくなって 課長の脚が閉じれない様にとその間に体をねじ込んだ ジュプッ、と口に根元まで咥えれば 「ふぁッ、あ、あ、ッぁあ!!」 足の指がグッと伸び、床を蹴り悩ましく悶えてくれる 床に頭を左右に振って、堪らないかの仕草 (俺の口で課長が悶えてるって……) それだけで興奮 しかも、口ん中に苦い味が拡がって、課長が感じまくっているのは丸分かりで 同じ男だから気持ち良い場所も攻めやすい と…… 「ん?」 サワッ……と 髪の毛を梳かされる感触に顔を上げた

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