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「‥ッ好きです、陣さん。俺、陣さんを気持ち良くさせる事が出来てますか?」   そのぼやけた視界には、縋るような目をして必死に俺を求めている佐和がいて もう、言わずにはいられなかった 「くそ、堪んねぇっ、気持ちいい…俺も‥‥好きだ、‥‥泰時ッ」 「っ、じ、じじじ、陣さんッ」 お互いの名前を自然と紡ぎ合う 律動が激しくなり、自らも腰を揺らし佐和の割れた腹にモノを擦り付ける 嬉しそうに微笑む佐和が顔を近付けて来た 「ふ、ん、‥んンッ」 舌も絡め捕られ 奥まで埋め尽くす佐和のモノ 佐和の首に縋り付く腕は解く事もしないで快感に溺れていく自分 佐和との間で挟まれが俺のモノもイきたくてビクビクと震え、もう痛いくらいで そして激しく揺さぶられる腰の動きに 「あっ、くそ…イイっ、あっあっ」 限界で 背筋にゾクゾクと走る微粒の電気に 堪らず体が動いた 脚を佐和の腰に絡め、律動に合わせて俺も腰を振る 「も、泰時…イくっ、ぁあっ」 「陣さんッ、俺もっ…くっ、」 俺の名前を呼ぶ佐和の切羽詰まった声と、一番深い場所を擦られて 内股がギュッと強張り、どくどくと射精する 俺がイッたと同時に奥で佐和のモノが一際大きくなり、熱い飛沫を上げ それでも抜き差しを止めない佐和に俺は 「ーッん、んッ…は?お、おいッ、もう動くな、ぁあ、あ…無理だ、も…イけねぇ、く、ぁあ」 ずっと与えられる快感に、イき終わってもなお幾度となく佐和の腹を濡らしまくって それは俺の意識がぶっ飛ぶまで続けられる事になった

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