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そしてやっぱりと言うべきか
次の日
朝を迎え、起き上がる事すら出来ない俺は、今日の出社は無理だ、と瞬時に判断し
すぐさま会社へ連絡を入れた
そしてこの原因を作った佐和は、のっそりと起きた時から見事なまでの二日酔い
襲いかかる頭痛によって顔を顰めていたが、俺の体にある無数の痕を見て驚き
めちゃくちゃ詰め寄って
しかもその痕を付けたのは自分と分かっても覚えていないらしく
「佐和…お前、1ヶ月出禁だからな」
「え?ぇええええっ!!」
「それと1ヶ月はお前と飲みに行かねぇ」
「え?……そ、そんなぁあああっ、陣さん、嫌です嫌ですッせっかく恋人同士になれたのに、これから思う存分陣さんを堪能したいんです。俺の楽しみを取り上げ…」
「うるせぇえええっ、さっさと会社行けやッ」
出禁宣告を突きつけられた佐和は、悲痛な表情に青ざめた顔色をしていた
それを無視し、軋む身体をベッドに沈ませる
一睡もする暇を与えられずにいた体はすぐさま
微睡み始め、睡魔が襲いかかった
そんなボヤけた頭で何度も反芻する
佐和と大量の酒を掛け合わせたら
俺の身がヤバい
と言うことを…
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鬼課長とは違った酔い方の佐和くん
一生懸命さは酔っても健在です
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