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預かったご令嬢は子供好き
良い感じに暇なのでうちの子2人の
洋服のデザインを考えつつコーヒー
飲んで休憩中
カランカラン
「あらぁいらっしゃい」
「堅苦しい挨拶は結構よ。
どうぞ座ってちょうだい」
「おしぼりとお冷ね。
注文はどうする?裏メニュー?」
「はいはーい。
裏メニュー1つお願いねぇ」
裏に向かって言うとはーいと
返事が返ってくる。
「あの子ほんと良い子ねぇ。
うちのチビちゃんの面倒を凄い
みてくれてんのよ」
「チビちゃんも人見知り激しいのに
あの子にはすーぐ懐いちゃって
裏で遊んでくれてるわぁ」
「あぁなるほどねぇ。
慰問で遊んであげてたのねぇ。
ほんっと良い子ねぇ」
「まぁそうねぇ
腹立たしいでしょうけど
クソみたいな男に嫁がなくて
良かったじゃない!
婚家に入れば何かあっても
なかなか手出し出来ないし」
「まぁ今私と魔王で吟味中だから
安心してくれて大丈夫よぉ
何かあっても大丈夫なように
備えも渡すし何より私達を
敵に回すような事はしないわぁ」
「仮に泣かされたら私達が
ボコってくるから
安心してちょうだい」
「まぁ普通と違うとすれば
長寿になるってとこかしら
それでも私達ほどじゃないから
大丈夫よ」
「あらっそろそろ出来そうよ。
ゆっくりお話でもしてちょうだい」
「試験的に半個室っぽくしてるから
誰かに見られる事もないし
あの子に防音の魔道具を
渡しているから気兼ねなく
話せると思うわ」
「はいはいチビちゃんはこっちよ
一緒にお絵かきでもしましょう?
じゃあ、ごゆっくりぃ」
「さてさて、チビちゃんのオヤツ
でも作ろうかしらねぇ。
チビちゃんはなに食べたい?」
「ヨーグルト?良いわよぉ!
何かけて食べる?イチゴ?
あるわよ。
じゃあ、用意するからお絵かき
して待っててね」
「そう言えばグレさんったら
調整間にあったのかしら?
まぁまだ相手決まってないし
大丈夫でしょ」
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