「そ……いうこと、言わないでください……っ！」 「いいじゃないか。なんだかんだで気持ちよかっただろ？」 「うう……」 「じゃ、俺もそろそろ気持ちよくしてもらおうかな」 「えっ……！？　……あっ」 　改めて尻を抱え上げられ、引き締まった双丘を左右に割られる。今まで玩具を咥え込んでいたせいか、夏樹の後孔はぽっかり口を開け、ひくひく収縮しながら新たな刺激を求めていた。 「じゃ、挿れるからな？」 「あ、ちょっ……！」 　亀頭を入口に押し当てられ、ぐぐっ……と腰を進められる。相変わらずの大きさだったが痛みは全くなく、むしろいつもよりスムーズに最奥まで貫かれてしまった。 「ああぁん！」 　達したばかりの身体を突き上げられ、びくんと身体が跳ねる。背中が綺麗に反り返り、一瞬気が遠くなった。バスタブにしがみついている手に力が入らず、そのままずり落ちそうになる。 　そんな夏樹にかまわず、市川は後ろから細い腰を掴み、思うさま抽挿を開始してしまった。 「あっ、あっ！　あぁん！　先生待って、激し……あぁっ！」 「ごめんな。でも夏樹、激しくされるの好きだろ？　さっきからめっちゃ締め付けてくるし」 「違っ……あ、んっ……やあぁ！」 　敏感な身体を容赦なく揺さぶられ、太くて硬いものでゴリゴリ奥を抉られ、柔らかな肉襞を強く擦られる。腹の底に先端が当たり、気持ちよさのあまり上体ががくんと崩れ落ちた。 　全身が痺れ、身体に力が入らず、とうとうバスタブからも振り落とされてしまう。 「ああ、あ……あぁっ、あぁん」 　風呂場の床に崩れ落ち、尻だけを抱えられながらひたすら犯される。いいところを突かれる度に細い腰がくねり、知らず知らずのうちに中の肉棒をきゅうっと締め付けてしまった。 　身体中がびっしょり濡れていたが、それが水なのか汗なのか、それとも淫液なのか、今の夏樹には判断できない。それくらい意識が朦朧としていた。 「うぅ、ん……ふ、あぁ……はあぁん！」 「ああ……ホントに気持ちいいわ。やっぱりお前は最高だよ、夏樹」 「んんッ！　ふ、くぅ……あ、ひゃあ！」