「んふっ！　んぅ、んっ……んんーっ！」 　そのままズブズブ玩具を差し込まれ、くぐもった悲鳴が喉から迸る。衝撃に震える身体を市川に押さえられながら、より奥まで押し込まれる。身体の中に異物を押し込まれ、どんどん下腹部が苦しくなっていった。 「うう……ふ……っ」 　上の口も市川の欲望でいっぱいになっているため、呼吸も上手くできない。生理的な涙が滲み、酸欠状態に陥って頭がボーッとしてくる。 「っ……うっ！？」 　そんな夏樹に追い打ちをかけるように、中を圧迫していた玩具が急に振動し始めた。はずみで跳び箱がガタン、と揺れた。 「おい、こら。あまり暴れるな。危ないだろ」 「んうぅ……ふぐっ！　んん、んッ！」 「まあ、気持ちいいのはわかるけどな」 「んっ……んっ」 　違う、と答えたかったけれど、口を塞がれているため返事ができなかった。嫌いな教師に犯されて気持ちよくなるなんてあり得ない。調子に乗るのもいい加減にしろ、と思う。 （でも……なんか、この感覚……） 　なんだろう、苦しいはずなのにやめて欲しいとは思わない。ぎちぎちに引き伸ばされた内襞を細かくくすぐられて、ビクビク身体が痙攣してしまう。敏感な粘膜がだんだんむず痒くなり、もっと強く擦って欲しくなってくる。肉壁がジンジン疼いているのがわかり、身体の奥から掻痒感が這い上がってきた。知らず知らずに脚が開き、淫らな玩具を深く咥え込んでしまう。 「ほら、いいだろ？　内側から柔らかくなってきてる」 「んんぅ……んっ、んふ、ぐぅ……っ！」 「こっちはかなり硬くなってるけどな」 　と、市川に陰茎をむんずと掴まれ、夏樹はくぐもった悲鳴を漏らした。 「ふぐっ！？　んふぅ！　んっ、ん、んんーッ！」 　そのまま上下に扱かれ、雷に打たれたような快感を覚えた。太腿がぶるぶる震え、下肢に溜まった熱が出口を求めて蠢き、先端が痛いほど疼いてしまう。玩具を小刻みに引き抜かれる度に強烈な排泄感に襲われ、先走りの汁が溢れてくる。 （だ、だめ……また……！） 　一度ならず二度までも市川にイかされてしまうなんて。ましてや今度は彼をしゃぶっている状態だ。そんな恥ずかしいこと、絶対にしたくない。 　でも官能的な刺激は与えられるし、身体は押さえつけられて動けないし、頭は痺れて冷静な判断ができなくなっている。 　どうしよう、イきたい。このままじゃ苦しい。早く楽になりたい。市川の前でイくのは嫌だけど……でも、トイレで既に一度イかされてしまったし、今更……。