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第214話【R18】
「あ…ぁ…ッ…」
うつ伏せ腰高の姿勢だから俺から表情は見えないが控えめだった嬌声はいつの間にかボリュームを上げ、涼真が夢中になっているのが分かる。
「ね…も、いいでしょ?ねぇ…ッ」
体を捩って俺に懇願する涼真にさらに俺のボルテージが上がった。
三本に増やした指でなお涼真の胎を解している俺。
久しぶり……のはず。
俺ががっついてケガをさせる訳にいかない。
「もうちょっと…我慢出来る?」
涼真の髪が揺れて…これは拒否ってるな。
「…じゃぁ、…ゆっくり挿れるから…あ、ゴム!」
セーフティセックスには欠かせない。
雰囲気をぶち壊すのは間違いないのだがゴソゴソと装着して手に残るローションの残りを纏わせた。
涼真の腰を両手で掴み小刻みに体を揺らしてゆっくりと腰を推し進めていく。
「ん……」
「あ…ぁあ…ッ…」
狭くてキツくて熱くて…この感覚…堪らない…。
奥まで入れて馴染むまでじっと我慢…。
「い…くや…早く…動いて…」
涼真の腰が揺れ始め、…待ちきれないのを感じると嬉しくなる。
「じゃ、動くから…辛かったら止めるから…言って」
ゆっくりと律動を開始した。
本当はめちゃくちゃにしたいほど乱暴に穿ちたいのに…一定のリズムで腰を打った。
時々涼真のイイトコロを擦るように…時々は掠めるように…快楽と焦らしを交互に与えてあげる。
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