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第20話 16話side哉斗

お久しぶりです!(汗) 久々の投稿なのですが哉斗sideです…攻め視点大好き笑 ━━━━━━━━━━━━━━━ 話があると言い、俺は千隼をエントランスホールのカフェスペースへ連れていった。 席に座り 「見合いの話だが……」 と、俺は話を始めた。 「は、はい。」 俺は本当にどうかしている 「……見合いの話だが、俺は前向きに考えている。だから千隼にも考えて欲しい。」 出会って間もない5つ下のコイツに惹かれ始めている自分がいる。 「俺もっ、!したいって思ってますっ」 千隼はそう、食い気味に返事をした。 「そうか……。」と俺が答えると 「俺、嬉しいです……」 といい、顔を赤くする千隼。 (コイツ……表情コロコロ変わるな、、、) "可愛い"そう思っている自分がいたが声には出さなかった。 「結婚は千隼が卒業してからにしよう。もっとお前のことが知りたいからな。」 本当、柄にもない言葉が次々とでてくる。 「俺も橋倉さんのこともっと知りたいです。」 (可愛いな、、、) 本当は今すぐにでも俺のものにしてぐちゃぐちゃにしてやりたい。 (、、、おっと危ねー黒い思考が) 「今更変かもしれないが……」 俺はそういい、千隼の手を握った。 「結婚を前提に、俺と付き合ってくれ」 まずはここからスタートだよな。 「は……はい…っ!」 そう千隼は返事をした。 ………………………… (、、、チッ、、、寺岡の奴いいとこで呼びやがって) 俺はあの後すぐ寺岡に連れていかれ仕事の真っ最中と言うわけだ。 「恋人……か。」 小声で呟いた。が、寺岡がこちらを見ていた。そしてにやぁっと口角をあげ 「あんたにもようやくまともな恋人が…私も嬉しいですよ…」と、言ってきた。 「てんめっ、、」 俺がデスクから立ち上がろうとすると、 「おっとまった。仕事してください?仕事ができない男は嫌われてしまいますよ?千隼くんに。」 「、、、このクソ寺岡が、、、」 暫くはこの話題でいじられるのかと落胆したが、そこまで悪い気もしない……なんてな。

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