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第19話俺、デートします2

俺は橋倉さんに手を引かれながら大通りへと出ていき停めてあった車の助手席に乗り込んだ。 (やばい、、、かっこいい。) 俺とは比べ物にならないくらい色気を纏っているこの人に俺は見とれていた。 「……はや、、ちはや!」 「ふぁい!?」 (やばい!ぼーっとしてた!!) 「聞いてたか?」 (…なんも聞いてなかった……) 「…何をですか?」 「はぁ、、とりあえずお前の行きたい所行くぞって話だ。」 「え!あっ!はい。えーと、、映画はどうですか、、?」 (こういう時のチョイスがわかんねぇ、、!) 「いいぞ。近くに映画があるからそこにしよう。悪いが夜はもう決めている」 「あ、はい。」 (ん……?夜…?まてまてまて、初デートで夜までデートするのか?それが普通?……考えるのは後にしよう。) ━━━━━━━━━━━━━━━ 俺達は映画館へ行き、ハリウッド映画をみた。 「あの…橋倉さん。この後って、、、」 「あぁ、俺の行きつけの店に行く。」 (行きつけの店とは、、、?) 首を傾げながら車に乗った。 30分くらい乗っていると何やら高そうな服がならんだ服屋の前に車が止まった。 車を降りるのと同時に俺は橋倉さんに腰を抱かれ店内へと入っていった。 (橋倉さん服でも買うのかな?流石…社長になるような人は高そうな服きてんなぁ。) 俺は店内をキョロキョロと見渡しそんなことを考えていた。 「橋倉様!いらっしゃいませ。ご来店いただきありがとうございます。本日は、、、?」 「あぁ。連れの服を買いに来た」 (えぇ?!俺の?!) 「え……あの、橋倉さん…?俺のですか?」 「その服はお前に似合っていて可愛いが、、、ディナーには向いてないからな。」 そう言って橋倉さんは笑った。 (わっ、笑った……!この人こんな顔して笑うんだ…てか、可愛いって、、、) まるで子猫でも見るような目。可愛いと言われたのは癪だった。 (俺だって男なのに……てか、ディナー、、!?) 「えっと、、、その、ディナーって、」 「あぁ、○‪○ホテルのディナーを予約している」 (高級ホテルじゃん、、!待てよ?ホテル?ん、、、?) 「ほッ、、、ホテルですかっ!?」 俺は驚きすぎて声が裏返ってしまった。

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