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温かい人たちに救われる心

「暴れると危ないぞ」 彼が寸でのところで抱きとめてくれた。 「感じやすいね」 「だって、和真さんが変なところを触るから……だめ、そこは……」 ぴったりと合わさった膝を強引に開き、片方の手が下腹部へと滑り込んできた。 慌てて閉じようとしたら、 「意地悪しないで欲しいな」 耳朶を甘噛みされ、艶のある声を流し込まれた。 「隅から隅まで、細かいところも綺麗にしないと駄目だろう」 彼の大きな手にゆるゆると性器をしごかれ、幾度となくみ身悶えた。 声を上げてしまうことも、こうして身をくねらせてしまうことも恥ずかしくて堪らないのに、頭の中がぼうっとして何も考えられなくなる。 性器に絡んだ泡まみれの長い指が細やかに動くたび、水音とともにぬちゃっぬちゃっと淫猥な音を立てる。 脱衣室に鍵がないから施錠はしていない。 だから他の宿泊客が大浴場に入ったら非常にまずい状況になるわけで。 その為にも声を押さえなきゃだめなんだけど。 「かずま……さん、……声、聞こえちゃう……から……」 いやいやを繰り返しながら、彼の肩にしがみついた。

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