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美味しいご飯_6

「静真、いい?」 「ん、きて……」 後ろから抱え込まれ、実生の熱量が中へと挿れられると自然と腰が揺れた。 「あ、ぅ……あつ……実生っ……みお…」 「ん、…っ……静真かわいー顔してる……」 下から見上げてくる愁が俺の両頬を包んで笑ってくれるから、下腹部が更に熱くなる。 「う、ぁ……待っ……実生…まって、出ちゃう……」 優しい実生は止まってくれたけど、イタズラ好きの愁はグリグリと腰を押し付けてくるから、逃げようと誤って腰を思いっきり引いてしまった。 「あっ!?……や、やだ……っ……」 「…っ……なーにがやだって?静真とろっとろな顔してるくせに」 愁は意地が悪い。 「ひ、とり……やだ……二人も一緒がいい……っ」 「愁、あんまり静真をイジメるなよ。ほら、こっちおいで」 実生の呼びかけに愁は素直に応じて、二人はキスを交わす。 「…は……ぁん……っ……」 さっきまで意地悪く笑ってた愁も実生に掛かればあっという間に蕩けた表情を見せる。 愁、気持ち良さそう……可愛い……。 飲み込みきれずに愁の口の端から伝う唾液を舐め取ると、二人は口を離して、同時に頬にキスをくれた。 「静真もういけそう?」 「ん、俺も一緒にしたい……」 「じゃあ、いっぱい腰振るから二人とも気持ち良くなろうな」 その言葉を皮切りに実生の律動が中を穿つ。 「あっ……ん、んぁ……あぅ…」 「ぁん……っ……すご、実生が突くたび……静真のも……っ……あ、気持いぃ……っ」 「ぅ……っ……れも、きもちい……実生のも……愁のなかも……きもち、いいっ」 「……うんっ……あ、ね、イキそ……イッちゃいそ……ぅ」 「っおれも……おれも、イく……っ!」 愁の腕が首に回って、より深く中を抉った。 「…っ……三人でいこうか」 普段優しい実生からは想像出来ないぐらい激しく揺さぶられ、込み上げた射精感に抗えなかった。 「――あぁ……っ!」 ほぼ同時に愁も実生も欲を爆ぜて、俺と愁はベッドへと脱力した。 「二人とも大丈夫か?」 手早く後処理をしてくれる実生を見上げて頷きを返す。 でももう動けない……。 「静真?……もう半分寝てるな。って愁もか」 うつらうつらする意識の中、同じように眠そうに目をしばしばさせる愁と手を取り合って俺達は互いに微笑む。 「はは、おやすみ二人とも。いい夢を」 その実生の言葉が今日の最後の記憶。

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