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ニップルリングの話

「あれ?幹人ピアス開けたの?」 幹人の耳についている青色のアクセサリーを触る 「え?ああ、違うよこれイヤリング ほら」 「へー、これがイヤリング……」 幹人がとったイヤリングをまじまじと見る 「イヤリングってしてて痛くないの?」 「別に痛くはないかなぁ ……かなたがよかったらピアスあけて同じやつつけたいなぁ」 「えっ、絶対やだ!痛いじゃん! おれ痛いのやだ!」 慌てて両手で耳を隠せば幹人に苦笑される 「そんなに慌てなくてもいいのに」 「それに、その……おそろいって恥ずかしい」 「あー……嫌だった?」 「! そうじゃなくて! ……その、もし他の人に見られた時に幹人が変な目で見られたりするの嫌だから ……したくないわけじゃないけど」 もごもごと顔をそらしながら言う 「ふーん……じゃあ見えなければいいってことだよね?」 「?」 「いや、何でもないよ …………」 「……?」 ​─────── 「ぷはっ」 「何回やってもかなた息継ぎ下手だね」 「……逆に、なんで、ふー……そんな、よゆーなんだよ……」 幹人の肩に頭を預け息を整える 幹人が頭を撫でてくれるのが気持ちいい 「……今日ね、かなたにつけてほしいものがあるんだ」 「なに?おもちゃ?」 「違うよー 服持って胸が見えるようにして」 「こう?」 幹人が袋からなにか取り出す なんだろう……わっか?クリップ? 「これねーこうやって挟めるんだ」 「!?なに、これ……?」 「反対側も、ね それでこのリングにこれを……」 おれの乳首にクリップ?のようなもので挟み、さらに青い石がついたものがつけられる 「痛くない?」 「……ちょっと痛いし、重たい 何これ」 「ニップルリングって言うんだけど…… ほら、石の部分俺のやつと同じ色」 そう言って幹人がイヤリングを見せてくる 「服着たら見えないしこれなら恥ずかしくないでしょ?」 「………………幹人、」 「嫌だった?おそろい」 「………………そうじゃ、ない、けど」 むにゃむにゃと口を動かしニップルリングを外す 「重いし痛いからつけないよ」 「えー、そっか残念 じゃ、俺も外しとこ ……でもなんでそんなに顔真っ赤なの?」 「別に何でもない!」 本編読んでくださった方は分かると思いますがクリスマスで出てくるアレです ……最近言葉責めとエロ少なくて寂しい クリスマスデートではしてるのに かなたくんはなんだかんだ言いつつ毎日取り出しては眺めるぐらい大切にしてます

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