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触手が陰茎の根元にぐるぐると強く巻き付いた。
「あぁ…ッ」
もうすぐでイきそうな熱を堰き止められ、ユキトは思わず声を漏らす。
「切なそうな声出しちゃって、イきたかったのかしら?悪いけどそう簡単にはイかせてあげないわよ」
触手がユキトの尻の方へ向かっていく。
「あ、やめろ…っ」
ユキトは慌てて尻に力を入れようとするが、乳首や臍や脇やペニスを弄られ、力が入らない。
触手はいとも簡単にユキトの双丘を割り開いた。
ユキトの後孔が全員の前に晒された。
「あら、やっぱり綺麗なピンク色してるじゃない。ヒクヒクしちゃって、待ちきれないみたいね」
ベスが興奮気味に言う。
周りの男達も生唾を飲み込み、ユキトの後孔を凝視ている。
「ゃだ…、くそ、み、見るなよ…っ!」
ユキトは精一杯の強い言葉を吐くが、散々身体を弄られ、目を潤ませ、蒸気した顔で言っても周りの男達の被虐心を掻き立てるだけだった。
触手のうちのひとつがヌルヌルと後孔に侵入しようとする。
「ぁ、んんっ、やめ…っ、入ってくるな!」
ユキトは必死で身体をねじらせた。
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