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第14話 見せ合いっこ1*
「今日は瑞樹さんがひとりでしてるところ見たいな」
いつものように2人は仕事終わりに会社の外で
待ち合わせて瑞樹の家に向かう
家に着くと開口一番に冒頭の発言をする大駕に
瑞樹は開いた口がふさがらない
「なっ、何言ってるの?!
そんなの見ても何も楽しくないと思うしっ、
てかそんな恥ずかしいことやると思ってるの?!」
と瑞樹は驚きを隠せないでいる
これは大駕がおかしいの?
それとも若い子らは普段そんなことしてるの?
6歳も差があるから、これはジェネレーションギャップっていうやつ?
と頭が混乱している瑞樹は
「会社ではクールに振る舞ってる瑞樹さんだけど、
普段はどんな風にオナニーしてるか気になるな
っていう単なる俺の興味と
それに誰かに見られながらするのってすごい興奮して気持ちいいらしいですよ
視姦っていう奴?
瑞樹さん好きそうだなって思って」
と大駕に告げられる
そんな風に言われると
やってみてもいいかな、なんて
少し興味が湧いてくる瑞樹
最近は段々と自分が大駕に絆されていることに
薄々気づいているが
大駕に委ねると
体も心も満たされることを瑞樹はわかってきている
それが彼の思惑だとも知らずに
次第に大駕の沼にはまっていっているのだ
「わかった、いいよっ」
と顔が熱くなるのを感じながら瑞樹は答える
「やったー♪」
と無邪気に笑って喜ぶ大駕の顔にも瑞樹は弱く
いちいちドキっとしてしまう
恥ずかしがると負けな気がして
ベッドの上に座って潔く衣服を脱ぎ捨てる瑞樹
それを正面から立って眺める大駕
完璧にスーツを着こなし
モデルさながらな大駕に対して
全裸になるのはさすがに抵抗を感じ
上半身は白シャツのボタンを全て外し
前をはだけさしており
下半身は下着と靴下
といった格好になる瑞樹
大駕にとっては瑞樹のそんな思考はお見通しで
全裸よりもかえって中途半端に衣服を見にまとった姿の方がかえってエロさが増すのになと思い
大駕は密かにニヤける
「いつでも初めていいですよ」
と大駕に声をかけられると
瑞樹は顔を赤くして下着の中から
すでに少し反応したペニスを取り出した
それを見逃さなかった大駕は
「ふふっ
少しだけど勃ち始めてますね
最初嫌そうにしてたくせに
気に入ってもらってるようで嬉しいです」
と見下ろしながら煽る
すると興奮が掻き立てられて
ゆるゆると動かしていた瑞樹の手に
無意識に力がこもる
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