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第20話 管理人さんを連れまわしてます:同居人M
車をいつも運転しているのは、この中では管理人さんくらい。
オレもペーパー、他も車は乗れない…。
なので、どっか行きたいときは、管理人さんにお願いします。
「おう、いいよ~」
断られることは、100にひとつくらいしかありません。
「今日はどこに行くの?」
ホントに気軽に話してくれます。
晩御飯の食材の買い物とか、
仕事に行くときの送り迎えとか、
面白そうな催し物だったりとか。
メンバーも、全員で行くこともあるし、オレと二人ということも。
今回は、筋力アップ・トレーニングに絡んで、ちょっと有名なEMS器具メーカー、某6つの部位のお店にってリクエストをした。
いわゆる、電気刺激で筋肉をピクピク刺激する機器のことね。肩こり器具と同じ原理です。
はい、お店に着きましたw。
ショッピングモールの一画で出してるお店だから、商品が少ししか並んでいないスペースだけだったんだけど、
それでもオレも夢中で器具を見てたら、体組成計測ってものをやってくれるということで、
店員さんも「そちらの方もやってみませんか?」って管理人さんを誘っている。
「えっと、どうやるんですか?」
と、いろいろ聞きながら測定台に乗って、バーをつかんで腕を伸ばして、それだけ。
結果のプリントアウトを見てみると、BMIは22とか、だいたい標準の事が書かれてて、
「まぁ年相応だねw」
って流してたけど、オレよりフツーにいい体つきだなあ。
内容について色々話してて、うんうんとか、そうなんですよ~とか話してる。
オレも、別のところで測定してもらったんですけど、測定機器メーカーが違うみたいなんで、
結果って違って出たりしますか?
「そしたら、これで測ってもらって、比較検討とか出来るんじゃないのかな?」
って言ってくれて。店員さんも快く承諾してもらえて、オレも測定してもらえることに。
まあ、タダだから、いろいろやってみようか。
帰りの車の中で、管理人さんに聞いてみた。
あの5万円のベルト、欲しいですか?
「欲しいねw」
やっぱりw
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