36 / 38
第37話
着いた先は晴天の下でのキャンプ場。
2つのテントを4人で張った後は早速、バーベキューの為の準備。
バーベキューを楽しんだ後はしばらく春樹、夏樹、雄大、航太は4人で円になり仲良くお喋りタイム。
そして、春樹は夏樹と、雄大は航太と、しばし、散策した後はそれぞれのテントへと移りました。
春樹は夏樹とラブラブな中、未だにウケしかさせて貰えない航太はいきなり、変わらず生意気な雄大に押し倒される始末。
「兄ちゃん」
「春樹」
ただ、抱きしめあい、キスにうっとりする2人。
「お、おい、雄大、いきなり、やめ...!」
唐突に押し倒され、航太は雄大に唇を塞がれ、キスされると後は雄大のなすがまま...。
「やめろって、雄大!まだ昼だぞ!」
「運転してる兄ちゃんがかっこよかったから悪い!」
Tシャツを脱がそうとする雄大の手を航太に抗う航太。
「おい、お前ら、静かにしろよ」
隣のテントの夏樹に叱られても雄大が収まりません。
春樹はただただ、そんな2人を面白がっています。
「早く夜にならないかなあ」
「なに?お前まで釣られて発情?」
「ううん。早く兄ちゃんと星空が見たい」
夏樹は春樹を後ろから優しく抱きしめました。
ともだちにシェアしよう!