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第39話

春樹が草っ原に寝そべり、星空が見たい、と言うので春樹、夏樹、雄大、航太の4人は仰向けに並んで星空を見上げます。 春樹は夏樹の手を握り。雄大は航太の肩に頭を置き。 「流れ星、見えるかなあ」 春樹の一言でみんな夜空を夢中で眺め、探します。 「もし見つけたらなにを願う?」 雄大に聞かれた春樹は、 「ずっとみんなが幸せでいれますように」 「てっきり、兄ちゃんとずっと一緒にいれますように、かと思った」 雄大が茶化します。 「兄弟だもん。ずっと一緒にいれるのは当たり前だから」 「...確かに」 「あっ!流れ星!」 夏樹が満天の星空を指差しました。 「えっ!どこ!?」 「また流れるよ、きっと」 春樹と夏樹、雄大と航太、それぞれの兄弟は形は違えど優しい夜を過ごしました。

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