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第13話

「男と...その...する方法も一応、調べといたから」 「するって、なにを?」 「セックス!交尾だよ!」 その瞬間、ゾクゾクした。 「ちゃんとローションで穴、解してから入れて」 「解す、どうやって?」 「指だよ!」 恥ずかしいのかナカノさんが珍しく真っ赤な顔で怒り気味。 「じゃ...」 「ゆっくりな」 「うん...」 穴にローションをたっぷり垂らし、指を少しずつ増やしてみた。 「3本入ったけど、どうかな?」 「いちいち言わなくていい!」 怒鳴られたけど、怖くはなかった。 普段、ナカノさんが優しいのは知ってるから。 「入れるよ」 「うん」 ゆっくり入れていく...飲み込まれていく感じ。 暖かくて気持ちいい。 「なんか...1つになった、て感じする...」 バッチリ、目が合ったけど、ナカノさんは何も言い返さなかった。 腰を徐々に動かした。 「痛い?」 「大丈夫...」 少しずつ激しさを増す。 ナカノさんも口を半開きで頬が紅潮していた。 思わず、口に自分の唇を合わせた。 「...猫でもキスすんの?」 「今日、ドラマで見た」 嬉しくって言うと、ナカノさんが笑った。 ナカノさんが扱いていき、俺はナカノさんの中に出した。 疲れて、ナカノさんに倒れ込むと 「キスはこうすんの」 と俺の首元に腕を絡め、キスしてくれた。 舌を絡め合うキスに、また俺は反応してしまい、結局、この日、2回した。 それから、ナカノさんと俺は2日に1日はセックスするようになった。 ナカノさんが俺に抱かれ、感じてる、感じてくれる姿を見るのは嬉しかったし、好きだった。

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