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第3話

僕は感じやすく、また、手を使わずに掘られ射精できる自分の体とあと1つ要領を覚えた。 甘えるとお客さんは僕を気に入り、次来る時はお土産を持って来てくれる。 「みんなで遊べるなにかが欲しい」 トランプや黒ひげ危機一髪やUNOを貰った。 TVは父さんの部屋にしかなく、暇つぶしはもっぱらお喋りだったが、みんな籠の中の鳥状態だったから会話も次第に無くなっていく。 ノートとシャーペンもお客さんに買ってもらった。 毎日、ついたお客さんの特徴や買ってきてくれた物など書いておく為。 ただ、1つ問題があった。 僕は学校には行った事がなく、読み書きが出来なかった。 この部屋から出た記憶がない。 タクマ、て子がお客さんにこの事...、僕が読み書きが出来ないことを教え、読み書きのドリルを買ってきて貰い、プレゼントしてくれた。 みんな...売春してる子ばかりでなく、スカウト兼受付のリョウやカズヤもお客さんがいない時に教えてくれた。 そして、月日は流れ、僕は14歳。 6年の歳月が過ぎた。 とっくに僕は感じるようになり、いい子だ、と言われるのが嬉しくて、ちんぽフェラするのも精子飲むのも美味しいと言ってたが、 普通に美味しいと思えるようになっていた。 いわゆるゲイになってた。 「ねえ、カイなに書いてんの?」 最近入ってきた、15のヨウタ、て子が僕が熱心にノートに書き綴る様を肩越しに見てきた。 「お客さんノート」 「お客さんノート?」 「顧客管理みたいな奴だよ、毎回、カイ書いてんの」 17のトウマ、て子が説明してくれた。 「へえ...面倒くさそ」 「勝手にやってるだけだから」 と、今日ついた4人の客の名前や体位、貰ったもの、会話の内容を思い出しながら、お客さんにもらった箱入りのお菓子を食べながら書いていた。 食べ物を貰うとみんなで分け合った。 食事は父さんか受付かが毎食、作ってくれる。 料理は間違いなく美味しかった。 と、いきなりだった。 「聞いてたのと違う!帰る!帰して!」 部屋に入るなり裸で寛ぐ僕達を見て怒鳴りつけた。 一室では客の相手をしてる子のあんあんという喘ぎ声。 すぐにスカウトに失敗したんだな、と理解した。 イケメンだけど。 スカウトのリョウに 「帰してあげたら?うるさいし」 と言うと 「はあ?なんだよ、お前」

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