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第13話

1週間...2週間が経過、セイヤさんが来ない。 やっぱり言わなきゃ良かったなあ、と思いながら、みんなでババ抜き。 「いらっしゃいませー」 ジョーカーが2枚...果たして、どう引かせよう、と考えていたら カイ! 名前をリョウに呼ばれ、見ると、セイヤさんだった。 「セイヤさん!」 本当は秘密の部屋の中でしか名前を呼んじゃいけないんだけど、つい口をついて出てきてしまった。 慌ててセイヤさんのとこに行き、変わらず、セイヤさんは大荷物だから、ドアを開けてあげた。 「ずっと来なかったから...逃げられたかと思ってた」 「ごめん、彼氏の49日だったからさ、向こうの田舎行ってて」 「あ...」 「これ、前言われてた分と、あと色々」 たくさんの紙袋やビニール袋、お菓子やらジュースが見えた。 「こんなに...いつもありがとうございます」 「どうした、かしこまって笑」 「あ、いや...」 隣同士で並んで座ったが、いつも感じない緊張感。 「あ、あれ、嘘だから、半分」 「半分...?」 「リバだからさ、半分、本当、半分、嘘」 「なるほど...」 「さすがに14歳に抱かれたくないよ笑」 子供、と言われてるみたいでムッとした。 セイヤさんの服を脱がせにかかった。 香水なのかいい香りがする。 セイヤさんの上半身は引き締まってて、とても綺麗だった。 次はデニム。 普段、客を脱がせようとすると、全裸の俺にムラムラするのか勃ってるのに、反応は無し。 (性欲ない、とか...) セイヤさんは自分で脱いだ。 腰もくびれがあり、お尻もキュッとしてて、後ろから見蕩れた。 また並んで座ると セイヤさんを抱き寄せ、キスをした。 舌を絡ませながら...セイヤさんを優しく仰向けにした。 「あ、あの...タチも出来るよ...?」 「いいから黙ってて」 と、俺はまたセイヤさんにキスをした。 次第に下半身にセイヤさんの勃起が当たる。 達成感みたいのを感じた。 自分がされてるようにすればいいだけだよな...。 セイヤさんのをフェラしてるとセイヤさんが体を傾け、手を伸ばし、69の体勢になった。 ...上手い! そうして、アナルを舐めようとしたら、嫌がられた。 が、負けじと...。 「あっ...うう...」 ぺちゃペちゃ舌を出し、アナルを舐めた。 生まれて初めて。 興奮している自分がいた。 ローションを塗り、指で解す。 そして、自分のちんぽを突っ込んだ。 「凄い...」 入れられた時とはまた違う、キューッとアナルで勃起が締めつけられる。 そのまま、動かすと、セイヤさんから声が洩れた。 「あっ、ん、うっ...」 押し殺した声。 初めてのタチで、またセイヤさんが凄い締めてくるのもあり、早々と俺だけイッてしまった...。 一旦、休憩しよう、と言われて、飲み物を互いに飲んだ。 しばらくしたら、またやりたくなり... 俺から頼み、2回戦、ようやく、セイヤさんもイケた。 「あ...ごめん...勝手に中出しした...けど、みんな検査してるからお客さん...!」 慌てふためき、そう言うと、 「大丈夫だよ」 と微笑み、テッシュでアナルを押さえていた。 「結構、出たね」 と言われて、めちゃくちゃ恥ずかしくなった。

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