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第16話

「見て!父さん!ラーメンだって、美味しそう!」 「どっからこんなもんを...とりあえず、ドアを閉めなさい」 俺は言う通り、ドアを閉め、得意技の甘えん坊作戦。 父さんの横たわるベッドに俺も横たわり、ぴったりくっついた。 「ラーメンか...しばらく食べてないな」 「食べてみたいなあ...」 わざと頬を父さんの頬にくっつけるようにして、雑誌を見せた。 「そんなに食べたいか?ラーメン」 「うん!」 「だったら、まず、お父さんを気持ちよくさせないとな」 ニヤッと父さんが言う。 待ってました!と言わんばかりに俺は父さんのまだ勃起してはないだらんとした重たいちんぽを口に含んだ。 物心ついた時からしゃぶってるし、父さんの好きなツボはわかってる。 ジュポジュポ音立て、涎を垂らしながら。 口の中でどんどん固く大きくなっていく。 父さんは俺を勢いよく寝かせると、乳首にむしゃぶりついた。 ここも感じやすいので、思わず、 「あーん」 と声が出た。 ちゅぱちゅぱ、レロレロ、乳首を吸ったり舐めたり。 そして、アナルを舐められる。 「あんっ、あっ」 「欲しいか?」 「欲しい」 「なにが欲しい?」 「ちんぽとラーメン」 父さんは笑った。 ローションを塗り、指を出し入れしながら、俺の勃起を舐めた。 「あーん、あん、あっ」 そうして、父さんの勃起が俺のアナルへ...。 「すごい、気持ちいいとこ当たる...あーん、あんっ」 仕事のときと変わらない、いつの間にか、俺はエッチ大好きなゲイになった。 正常位からバック、対面座位、騎乗位、正常位、体位を変えて、2回。 その間、俺、4回イッた。 みんなに声が聞こえようがお構いなし、というか考えてる余裕はない。 父さん、エッチが上手いから。 あんあん言いまくって 「だめだめ、イッちゃう、イッちゃうよおー」 俺がノーハンドで最後の射精をすると、 父さんも 「イクッ」 と俺の中に出した。 そうして、リビングに戻ると、みんな静まり返ってた。 「どうしたの?暗い顔して」 「いや...丸聞こえだったから、さ...」 ああ!と俺はラーメン特集の雑誌を見せた。 「明日、店休日にして、みんなでラーメン食べ行くことになったよ」 と笑顔で言うと みんなが真顔になり 「やっぱ、カイすげーな」 と口々言って、俺をきょとんとさせた。 そして、ラーメン日和! 初めての休み! 空は青かった!

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