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満里×玄冶1

ここは下川高校。只今部活中。 「おーい。パスが遅い。そんなんで、夕凪高校に勝てんのか?」 夕凪高校とは、下川高校のバスケ部のライバル高校。 指示を出しているのは下川高校の部長、城山満里。 「もっとパス回しを早く。ディフェンスも動いて」 「はい!部長!」 っと部員達が答える。 部活が終わり 「みっちゃん。一緒に帰ろ?」 「良いよ。玄ちゃん」 玄ちゃんと呼ばれているのは、下川高校のバスケ部副部長の鈴見玄冶。 「今日もお疲れ様。みっちゃん」 「お疲れ〜。そういえば」 「何?みっちゃん。」 「今日、親居ないんだ。家に来る?」 「......うん」 玄冶は恥ずかしそうに答えた。 満里の家は両親が共働きをしている。 「夕飯どうする?」 「うーん。俺が作る?」 「良いねぇ!玄ちゃんの料理美味しいんだよね〜」 玄冶の家も両親が共働き。親が不在の時は、玄冶は満里の家に行っている。 「何作る??」 「う〜ん、オムライスが食べたいかな!」 「わかった。オムライスね!」 「材料買いに行くか?」 「そうだね。行こ」 2人はスーパーに寄り買い出しをして満里の家に帰った。 「みっちゃんは部屋で待ってて、すぐ作るから」 「了解」 満里は自室へ戻り、先週配信のバスケの試合を観始めた。 それから数十分後 「みっちゃん、おまたせ!」 玄冶は机の上にオムライスを置いた。 「おお、美味しそうー」 「食べて食べて」 玄冶は嬉しそうに言う。 「じゃあ、いただきます。」 「どう...かな...?」 「美味しい!!さすが玄ちゃん」 っと言うと満里は玄冶にキスをした 「んっ!?」 満里は玄冶の口内を探り舌を絡めた。 「んっ....ぁっ...」 満里は唇を離し 「美味しいでしょ?」 「うん....。」 っと照れながら答え満里に擦り寄る 「みっちゃん.....。もっと...」 「ふふっ。俺が欲しい?」 「......うん.....」 甘える玄冶と嬉しそうな満里。親にはまだ内緒な関係だが、2人は幸な毎日だ。

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