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第1話

「あーっ!気持ちいい、気持ちいいよお!お兄さん!」 俺は自ら両膝の裏を持ち掲げ、お兄さんを受け入れている。 パンパンパンパン.....! 足首を捕まれ、容赦なく腰が叩きつけられる。 俺は高校1年生、16の優。 2カ月前に家出した。 両親は物心ついた頃から不仲でとばっちりで暴力を受けることもあったし、中学辺りからは家の中で両親の争いは絶えず、物が飛び交う始末だった。 たまに友達の家に泊まらせてもらったりはしていたけど、もう我慢の限界だった俺は着の身着のまま、家出したのだ。 行き場がない俺に28だというお兄さんが、話しを聞いてくれ、 「行く宛てがないなら家に来たらいい」 お兄さんに着いていくと、だだっ広い、生活感のない部屋だった。 俺はお兄さんに抱かれた。 好きにして欲しい!の願いもあり、俺は無抵抗だったが次第にセックス大好きな1匹の獣になった。 部屋の中で服は着る必要はない。 どうせ直ぐに脱ぐのだから。 お兄さんが仕事に行っている間、玄関の鍵は閉めていてはいけない。 お兄さんの友達がお昼ご飯を持ってきてくれたり、僕を気持ちよくさせてくれるから。 地獄のようだった実家にとって、すっかり快楽に堕ちた俺には天国だった。

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