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番外編 Robin(ロビン)8 side蓮
恥ずかしそうに下着を隠そうとする両手首を捕らえ、ベッドに押し倒した。
こんなエロいの見せられて
我慢できるかっての!
「れ、蓮くんっ…!?」
「これってさ。もうひとつのクリスマスプレゼントってことでいいんだよな?」
「へ…?」
「こんなエッチな下着で誘うってことは、この極上のクリスマスプレゼントを俺が好きにしちゃっていい、ってことだよな?」
おでことおでこをくっつけ、逃さないように目を覗き込みながら訊ねると。
微かに頷いて、目を閉じる。
目元を、真っ赤に染めて。
「ん…いいよ、蓮くんの好きにして…」
小さいけれど、はっきりと口にした言葉に、一気に体温が上がった。
「じゃあ…いただきます」
逸る気持ちを抑えつつ、まずは鼻先をペロリと舐める。
「ふぇっ…!?」
そのまま頬を、耳を、首筋を舐めると、くすぐったかったのかふるっと震えた。
「蓮くんっ、ちょ、おっ…」
「なに?今日は俺の好きにしていいんだろ?」
「そう、だけどっ…」
身を捩ろうとするのを押さえつけ、鎖骨や肩をペロペロと舐めてると。
「…は、ぁんっ…」
声が、変わった。
もっとその甘い声が聞きたくて、唇を滑らせ、慎ましやかな小さな胸の粒を食み、舌先で転がしてやる。
「あっ…ぁぁっ…」
軽く歯を立てたり、強く吸い上げたりしてると、小さかったそれは存在を主張するように固くなってきて、同時に楓の声にも艶が増していく。
「あっ…きもち、い、いっ…」
もっと、と強請るように胸を突き出してくるから、夢中でその粒にむしゃぶりついていたら、ぎゅっと俺に抱きついた楓が下半身を押し付けてきた。
小さな白い布に覆われたモノが、ごり、と俺の腹に当たる。
「なに?触って欲しいの?」
胸から顔を上げ、表情を覗き込むと。
真っ赤な顔で、目を潤ませて。
小さく何度かこくこくと頷いた。
「さわっ、て…ほし…おねがい…」
素直なおねだりが、ストレートに俺の心を突き刺して。
また、体温が上がった気がした。
「あぁ…」
荒ぶりそうになる呼吸を抑え、必死に冷静さを保ちながら、身体をずらすと。
ぷっくりとペニスの形が浮かび上がった白い布が、目に飛び込んでくる。
その瞬間、じわり、と布にシミが出来た。
やべ…
こんなパンチのあるビジュアル
ヤバすぎんだろっ…!
思わず布ごと、可愛いそれを口に咥えると。
「あぁぁっ…」
楓の身体は、陸に打ち上げられた魚のように、びくんっ、と大きく跳ねた。
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