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「は、は、…っ、はぁ…」
(あぁああ…やばい、くらい…きもち、いー…)
熱い息を深く吐き出し、くたっと後ろの身体に背をもたれかけさせる。
けど、
「…まだ、終われませんよ」
そんな、吐息まじりの低めの声が、耳朶をかすめて
「…へ、…っ゛?!!ぁぎひぁ゛ぁあああ゛…っ!!?」
ヌチャヌチャヌチャ…!
足を閉じようとしても遅かった。
出た後も指はちんちんを弄ることをやめず、中に残った精液を絞り出すみたいに尿道口あたりをすごい勢いで摩擦する。
さっくんの輪っかを作った人差し指と親指が陰茎と、亀頭の間のくびれた部分にかけられている。
それに、もうひとつの手の平を亀頭の上において、くぼみを亀頭の先端に押し付けるようにしながら、輪っかにしてる手とは逆方向にグチャグチャグチャッ!って擦ってきた。
「ひぃい?!は、ら、ら、ひ、やぁ゛ァアア…っ!!」
まるで上と下でちんちんのさきっぽをすり潰すみたいに、ぴゅっぴゅっと余韻の精液を吐き出している亀頭をごりゅごりゅされたら、お腹にぎゅんって熱が集まる。カッと目を見開く。
びゅるっ。びゅるっ。ガクガクッ!
「あへ、へひ…っ、」
気持ち良いけど、よすぎて怖い。背中をびびっと何かが駆け抜けて、あたまの中をおかしくして、びりびりがその後頭部に走る。怖い。
それにそのさきっぽに被ってる皮がめくれて、剥ける。皮と中の敏感な真紅の亀頭がめちゃくちゃに擦れ、悲鳴を上げた。
グチャグチャグチャグチャ…!!!ってさっきまでおしっこの口とさっくんの手から鳴ってた粘っこかった音が、水みたいな音に変わり、異常な量になる。
弄られてないお尻の穴さえもぱくぱくする。
涙でぐちょぐちょに濡れている幼く白い頬が更に紅潮して、汗が毛穴という毛穴から噴き出る。
「ら、れ、ら!」
声が枯れ、息もできなくなってひたすらガクガクしながら手と足を無我夢中でばたばたさせた。
けど、ちんちんっていう弱点をただひたすらに苛め続けてくるさっくんが、そんなやわな動きでとめてくれるはずもない。
ぴんと足をのばして、かかとを浮かせながら脚とお腹の筋肉をひくつかせて意識を飛ばす。
だらしなく口を開いてだらだら涎を零し続けた。
頭の血管が切れそうなほどの快感。
(おしっこ、おしっこでる…っ)
きゅう、とお腹に力が入った、その瞬間
「ん゛ひぁあああ…っ、」
びくんびくんっ
全身の筋肉が緊張し、何かが弾ける。
開脚したまま、がっちがちになってるちんちんから
…白い精液じゃない、なんか透明な液体がぷしゃああって円を描いて飛んでいった。
(…オレ、…漏らしちゃ、った……)
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