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第39話
ベッドの上にローションの入った桶を抱えた黒スーツの男が乗った。
ギシッと軋むベッド。
最初にベッドに入った黒スーツの男が未緒の頭に手を乗せ、頭をベッドに付けさせ四つん這いのような態勢にさせた。
そして下半身を覆っていた着物を長襦袢ごと帯の上に上げ、もう一人の黒スーツの男が大きな注射器にローションを詰め込み、それを未緒の穴に注いだ。
「ん…っ、ふ、あ……!」
生温かいドロッとした液が注ぎ込まれた。
奥に届くよう頭をもっとベッドに沈め、腰を持ち上げ尻を高くして、もう一度注射器でローションを流しいれた。
「……ぅん、ン、んん」
黒スーツの男達は慣れた様子で作業していた。
処男に慣れているようだ。
この車椅子の男は処男を好んで買う傾向にあるようだ。
「香游楼に預けたのじゃ、穴の具合も良かろう。はよ入れよ」
未緒のうしろで黒スーツの男がチャックを上げて、モノを出した。
黒スーツの男は自身のモノを未緒に入れる前に、桶にあるローションを自身のモノにたっぷりと桶から柄杓を使用して汲み取りかけた。
自身の先にたっぷりとローションを浴びせ、柄杓を桶に戻した
「榊様、準備が整いました。入れてよろしいでしょうか?」
「おぉ、よいぞ、よしぞ」
腰を軽く持たれたと思った瞬間、中にズッシリとモノが入り込んできた。
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