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第40話

こりこりと前立腺というところを圧されるとズクンと重たい気持ちよさが波打つように襲ってきて、指の動きに合わせるように漏れ出る声が止まらなかった 「ぁあっ…や…やだぁっ、だめ、だっ…」 声を抑えようと力めばお腹に力が入り、指をぎゅうっと締め付けより前立腺に刺激が加わってしまう。 「あはは、君の中は素直だよね。 気持ちいよね、やだやだ言いながらこんなに指を締め付けてきて 美味しそうに飲み込んじゃってさ、こりこりしてるとこを圧迫するのがいいんだ」 ご主人様はいじわるに笑いながら、前立腺を弄る手を止めてくれないどころか、動きに緩急をつけて刺激してきた。 ぐっと押されるとじわっとした快楽が腰に広がり、小刻みに揺らされるとおしっこをしたいような感覚に襲われた。 耐えられない快楽にハルは枕に顔を押し付ける形で喘いだ。 体は汗まみれでおちんちんからは精液ではないだらだら透明な液が涎のようにシーツを濡らしていく 息をすることでさえなんだか気持ちいい気がしてきた。 腰を高くした体勢でシーツを掴みながらヘコヘコと腰を揺らしていると 「ハル、乳首を弄りなさい」 頭では命令だとわかっていたのに、僕は咄嗟に首を振った。 ただでさえ気持ち良くて声が抑えられないくらいなのに乳首なんて弄る余裕なんて無い。 「…あぁそうか、初めてだもんね。 急に色んなところが気持ちよくなったら戸惑うよね。ごめんね」 そういって彼はハルのなかから指を抜きタオルでふき取りハルの頭を撫でた。 思っていた以上に予想外の返答にハルも安堵する。 彼もこの小さい子供に無理をさせすぎたと反省したのだとそう思った。 「んっ、あっあぁ」 お尻に再び圧迫感を感じてお尻に目を向けると、ピンク色の細い棒状のものが自分のお尻に刺さっているのが見えた。 加えてシーツを掴んでいた両手を掴まれ手錠で背中でひとまとめにされた。 戸惑っているハルの顎を掴んで無理やり視線を合わせる才加は 「本当はこんなことしたくないんだけど、ハルが嫌がること僕もしたくないし けど僕は君のご主人様だから言うことを聞けないならどうなるかわかってもらわないとね?」 声は優しいのに背筋が一気に凍るような彼の目にハルは後悔をしても遅かったことを理解した

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