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第2話
「ガハァッッ」
「ヤ..やめてくれ..もう許して...」
街の路地裏の細い道、そっちから喧嘩売って来たくせに拍子抜けだ
一人で歩いていた俺をいいカモだと思ったのかしんねぇけどクソザコじゃねぇか
相手は五人、今回こそもっとマシな喧嘩ができると思ったのに
靴に付いたこいつらの返り血、この靴はあいつがくれたものなのに汚してしまった、最悪
「きったねぇな」
「カハッッ」
最後に一発腹に打ち込めばそいつは気絶したのか静かになる
そいつの服で一応靴の返り血は拭いたが心なしかまだ汚い気がする
はぁ、今回は外れだな、最悪だ、とばっちりだ
ちゃっちゃと、コンビニで飯買ってあいつの元に帰るか
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