【主要人物】 〇本郷 脩矢(ﾎﾝｺﾞｳ ﾅｵﾔ) この物語の主人公となる人物。 理人付きの執事、24歳 本郷家は代々大楠家に仕える家系であり、とある縁があり理人付きの執事となる。 仕事にも人付き合いにも真面目な性格で、主として理人を慕う。 よく気がつき仕事も出来るので、屋敷の中でも信頼が厚い。 【大楠家の人々】 〇 大楠 啓治(ｹｲｼﾞ) 大楠家当主、50歳 若くして大楠グループを拡大させた実力ある経営者。 婿入り養子で大楠家を守る。 本社社長で、国内外のIT機器を中心に企業展開を行っている。 〇 大楠 美蘭(ﾐﾗﾝ) 当主夫人、46歳 物腰穏やかで少し天然な当主夫人。 大楠家直系の長女。 趣味は手芸と音楽。 体があまり強くはないため、昼間は屋敷の中で手芸をしたり、ガーデニングをしたりして過ごしている。 〇 大楠 理人(ﾘﾋﾄ) 大楠家長男、26歳 優しく聡明で堅実な青年。 常に使用人たちへの感謝を忘れない礼儀正しい人。 本社の次期社長で、現在は大楠グループの子会社社長。 そろそろお見合いをという噂もあるが… 〇 大楠 春翔(ﾊﾙﾄ) 大楠家次男、21歳 会社経営や流通を学ぶ大学生。 卒業後は理人と同じく子会社の社長としての道を歩む予定。 楽観的で楽しいことが好き。 今を楽しみたいタイプ。 綺麗で細い子が好き。 〇 大楠 咲蘭(ｻｸﾗ) 大楠家長女、16歳 お嬢様が揃う私立高校に通っている。 美蘭に似て天然でマイペース。 しかしスポーツやアウトドア好きで、少しお転婆な一面もある。