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19.俺の声を聞け 28

俺は一度、修平のを口から離した。 「なぁ、修平……」 「どうしたの?」 快楽に上気した修平の眼差しは優しげなのに色っぽくて、やっぱり疼いてしまう。 「修平、体……辛い?」 「千秋がしてくれてるんだから平気」 「本当に? ……じゃあ、もっとしたら……だ、だめか?」 「ん?」 修平は意味がわからなかったみたいだけど、そんな修平を見てるだけでも疼きすぎて、もう我慢の限界かも。 俺が、全部するから……。そう決意しながら、俺は修平に向かって手を伸ばした。 「修平、ローション取って」 「えっ、ローション?」 「いいから取って」 俺は修平が手にしたローションを奪って蓋を開ける。 そして自分のズボンとトランクスを下ろすと、指にローションを絡ませた。 「ち……あき?」 修平は不安げにこちらを見ていたけど俺は別のことで頭がいっぱいだった。 ケツって……ど、どうやって解すんだろう。 つか、自分のケツの穴に指を入れる勇気がねぇ。怖ぇ……。 でも既に自身はビンビンに張り詰めて痛いくらいだし、修平と一つになりたい一心で、どうにでもなれと、意を決して俺は自分の後孔に指を入れた。 「んっ……ッ」 自分でだと修平がいつもしてくれるみたいに上手くいかないし、痛いけど解さなきゃ入れることができないし。 「ンン……っ…」 覚束ない手つきで後孔を解しながら修平のをまた口に含もうとしたとき、握っていた修平のモノがビクンとなってさらに固くなった気がした。 「修平……?」 どうしたのかと思って顔を上げると、修平の頬はさっきよりも赤く上気しているように見えた。 「ねぇ、千秋。これって何かの新サービス?」 「バ、バカヤロ……入れるために解してんだよ」 「えっ……?」 「お前は何もしなくていい。俺がするから」 俺は慣れない手つきで後孔を解しながら修平のモノをまたくわえて扱く。 「ンッ……ふっ…ン…んんっ」 グチュグチュと後孔に入れた指を動かすと水音が響く。 まだ一本だから……もうちょっと解さないと。 けど、自分で自分のを解すって結構難しくて苦戦しまくっていた。

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