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第2話
深夜2時。俺はさっきのことを思い出していた。
弟の太一が兄の俺を襲ったこと。
俺も快楽に負けて、太一を受け入れてしまったし、
アイツは、俺の事がすきなのだろうか、、
俺自身、あんなことをされたのだから、見る目が変わってきてしまうのも仕方が無い。
でも、気持ちが良かったのは、事実だ。
もう一度してほしい、、、なんて思ってしまう。
最低だ
でも弟にあんなに卑猥なことをされたのに、なんだか気持ち悪い感情が俺の中で渦巻く。
あの時の、太一 気持ちよさそうだった。
あの顔を思い出す、頬を紅く染めて、声を堪えて、
あ、ヤベ
また勃っていた。
弟を思いながら、自分を慰める。なんか人として終わってる。
ハァハァと息が溢れるのを、堪えるように、片手で口を抑える。やっぱりあのときのほうが気持ちよかった。
グチャグチャといやらしい音をならしながら、俺は達した。
『んっ ふぅ
自己嫌悪で死にたくなった。
自分の精液を片付けながら、弟に向ける感情が、恋情であると確信した。しかも、もう一線を超えてしまっている。頭を空っぽにして思う。
太一が恋愛的に、性的に好きだと。
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