38 / 106
love-potion 10
無言で頷く黒沢さんは
僕の頭を離そうとしてくる。
けど、上手く力が入らないのだろう
髪をくしゃっと撫でるだけになっている。
ダメだよ、黒沢さん。
僕は彼に笑いかけ、解放するどころかスパートをかける。
じゅぷっ じゅぷっ
えっちな音を立てながら、上目遣いで黒沢さんを追い上げていく。
「あっ、ああっ」
黒沢さんは苦しげに顔を歪め喘いでいる。
あー、たまんない。
黒沢さんの快楽に歪んだ顔に僕も興奮する。
無意識だろうけど、彼の腰がカクカクと動いている。
ともだちにシェアしよう!