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「ずっと欲しかった君をやっと手に入れたんだ。離すわけがない」  オレに告げる真城の声がいつもよりずっと低音で、漆黒の瞳の奥には肉食獣が獲物を狙う時の輝きが見える。  オレは、オレを求めてくれることが嬉しくて、真城の後頭部に腕を回し、その先を強請った。  **第2話・END**

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