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0. prologue

きっと俺たちは、背中合わせに違う道をずっと歩んできた。 だからこそ混じり合うことのない線を辿ってきた。 いつかまた出会えるとしたら、俺は貴方の手を簡単に離したりしない。 同じ線を、歩いていきたい。いや、歩いて行こう。 次は俺が貴方を迎えに行く。

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