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第3話
翡翠が15の時の話だ。
詐欺グループの連中らと翡翠は連みはじめていた。俺はそれに気づくことが出来なかったんだ。だから…だから…翡翠は…。
あの日犯罪者へとなってしまったのだ。
俺が早くあいつの異変に気づいていれば
何か変わっていたのかもしれない。
そう悔いだけ残る。
俺は翡翠が捕まったあの日から
警察になると決め無茶苦茶勉強した。
遊びも全て勉強へ変えて。
警察になり、翡翠のように苦しむ奴らが
犯罪を犯す前に止められたら。
そんな思いで必死に勉強したのちに
俺は警察官へと見事になることができたのだ。
そして今現在…俺は中国にいる。
「我離開了剩下的過程(後の処理は任せたぞ)」
「請為我選擇(おまかせください)」
そう俺に告げるのは中国マフィアのボス
ハオ・ユーである。
現在27歳佐野侑は中国マフィアに
潜入捜査官として幹部まで上り詰めていた。
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