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若奥様の誘惑
ピンポーンーー
玄関を開けるといつも配達に来る爽やか笑顔のイケメンが立っていた。
「いつもご苦労さまです」
「いえ、仕事ですから……あ、あの……」
「はい?」
「そのー……刺激的な格好、ですね」
タジタジしながらもじっと見つめられる。それはそうだ、今の僕の格好は下着1枚。しかもその下着が女性物で、今の今まで触れられていた事を示すようにペニスが顔を出している。郵便屋さんの青年は見ては行けないと思いつつも視界に入ってしまう僕の姿を見て顔を赤らめていた。
「あ……ごめんなさい……」
「こちらこそ……あの、すみません。でも、居留守とかでも良かったのに……」
確かに居ないふりをすることも出来た。だけど、自分がこんな格好で出たらどんな反応が帰ってくるか気になってしまった。
「大事なものかもしれないから……。それに、こんなこと言われても困るかもしれませんが……旦那が最近触れてくれなくて……それで疼いちゃって……」
どうしても我慢できなくてと恥じらいを持ちながらちらりと横目で配達員を見る。郵便屋さんはボーッと僕を見つめているだけで微動だにしない。呆れてるのか、変なやつだと思われてるのか……はたまたま興味があるのか……。
「……あの、郵便屋さん……?」
「あ……すみません。あのー……ハンコは……」
「あぁ、ごめんなさいね。あの今探してくるから中に入って待ってて下さい」
玄関のドアを閉めるように促し、自分は印鑑を探すためリビングへと急いだ。
後ろ姿はもちろんおしりが丸見え。郵便屋さんの視線を背中に感じながらリビング子入口付近でハンコを探した。
「おかしいな、ここらへんに……ヒャワッ」
ガサゴソと棚を見ていると急に後ろから抱きつかれてしまう。郵便屋さんが家に上がり込み、僕に抱きついてきたのだ。
少し荒い息が耳にかかると僕の身体は問答無用で反応してしまった。
「んんっ……」
「こんな格好で誘ってきたのは貴方ですよ?」
「そ、んなつもりじゃ……」
そんなつもりだったけどまんまと引っかかってくれた。後ろ向きなのをいい事に僕はこっそりと笑った。
そのまま配達員の手が下腹部に伸びる。指先が触れただけでクチクチと水音を響かせる。
「はぁっ……奥さん、旦那さんと最近してないの?」
荒らげた吐息と性急に触れられた事で僕はあられも無い声を上げてしまう。
「あぁっん」
「ほら、もう先っぽから汁が垂れてる……この音聞こえます?」
わざと音を立てるように手を動かされ、僕はさらにソコを濡らしてしまう。
「ダメッ、郵便屋さんっ……はぁん……」
久しぶりの他人からの刺激だからか簡単に身体が簡単に反応して、抑えようにも勝手に声が大きくなってしまう。手で口を塞ごうとすると郵便屋さんがそれを阻止するように握られる。もう片方の手は郵便屋さんの手の動きを防ごうと握っているので結局、口を塞ぐことは叶わなかった。
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