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エアコン修理業者の人と……

8月ともなれば日差しは強くなり外気温度も上昇する。暑いのは当然だ。そんな時に限って美園家のエアコンはココ最近調子が悪い。そして今日は急ぎで修理業者に来てもらった。 「忙しいのにごめんなさい……購入になりそうですか……?」 「いえ、修理は可能です。でも、そうですね……だいぶ長い間お使いになられてるようなので、買い替えてもいいかなとは思います」 この部屋のエアコンは結婚する前から使っている。買い替え時と言われてはそうせざるを得ないだろうが、取り付けるにも時間が必要だろうから応急処置として修理を依頼する事にした。 エアコンの修理はほんの1時間くらいで終わった。扇風機の風だけではやはり暑すぎたのか修理業者の人はかなりの汗をかいてい。 「ほんと、すみません。あの、良かったら冷たい麦茶どうぞ」 キンキンに冷えた麦茶と少しばかりのお茶菓子をテーブルに並べる。 「あ、ありがとうございます。ありがたくいただきます……って奥さんその格好は……」 修理業者の男は奥さんの格好をみて驚いた。それもそのはず、奥さんは下着姿でエプロンのみと言うあまりにも大胆な服装だった。修理業者は目のやり場に困り、冷たい麦茶を一気に飲み干した。 「あんまりにも暑くて耐えられなくて……はしたなくてすみません。あ、お茶のおかわりどうぞ」 「ど、どうも……」 横目でチラッと薰を見るとエプロンからぷっくりしたピンク色の突起が見えた。 「奥さんっ!!」 「きゃっ……え、きゅ、急にどうしたんですか……」 「こんなの見せられたら……俺……」 エプロンの上から乳首をきゅっとつまみ上げると奥さんは「んっ」と小さく声を漏らす。 「奥さん……はぁ……汗で湿ってる肌たまんないっす……」 修理業者の男は首筋に顔を埋め、すんすんと匂いを嗅ぐ。 「そんな……っ、だめ……かいじゃっ……やぁん……っ」 首筋だけでは飽き足らず、腕をあげさせられて腋の匂いも吸い上げる。 「やぁぁぁっ……そ、んなの……」 擦れる鼻先にビクリと反応してしまい、その身体はエプロンの下で確かな欲望を主張し始めていた。 「あれ、こっちも汗で湿ってるんですかね……」 エプロンの中に手を突っ込まれ内ももを下から上へとなでまわされる。 「そんな……んっ、こと……んぁっ」 エプロンの中を蠢く手を必死に押さえたが逆に押し付ける様な形になって、はしたないと分かっていても身体が勝手に反応して修理業者の手に自ら擦り付けてしまう。 「奥さんの方から擦りつけてくるなんて……えっろ……」 「んふっ……ちが……あっ……」 身体は更なる快感を求めて疼いている。だが直接触れて欲しいところを避け太ももの内側や付け根ばかりさわさわと触れられもどかしさだけが増幅していく。 「奥さん……自分でエプロン捲って見せて下さいよ」 椅子に座ったまま薰に指示を出す。 「恥ずかし……っ」 「なら続きはお預けですね」 「そんなぁー……っ」 こんなに昂り火照った身体をこのままにされるなんて耐えられるわけがない。薰は修理業者の前のテーブルに座って、足を開きながらおずおずとエプロンを捲りあげた。 「やっぱり暑かったんですね……汗に濡れて下着の上からでもくっきり形が分かる……」 「みな、いで……っぅ……」 汗で張り付く下着の感触はなんとも言えない。それにこの湿り気は汗だけでは無い事が薰にはわかっていた。 「あれ……?奥さん……これ……」 人差し指で濡れた下着を引っ掻いてから離すと、指と下着の間に細い糸のようなものが引かれ、修理業者はニヤニヤと笑った。それがなんなのかこの男も理解したのだ。 「汗だけじゃないんすね……」 「ぁ……やっ、それは……」 「俺に匂いを嗅がれながら触られて感じたんでしょ?」 「ちがっ……」 「素直に言えたらもっと気持ちいいこと、してあげますよ……」 修理業者のその言葉に鼓動は高なった。ニヤニヤと妖しく笑う男よ言葉に快楽にめっぽう弱い薰は逆らうことは出来なかった。 「……つ、づきしてぇ、おねが……っ」 モジモジと膝を擦り合わせながら呟く。それを聞いた修理業者の男はテーブルに薰を押し倒した。 「奥さんっ……!!」 勢いのままエプロンごと乳首を甘噛むと薰は甘い声を簡単に上げた。 「はぁっ……ふぅん……っ、んぁ」 ヨダレに濡れたエプロンの胸部分がやけに扇情的でそこからはもう止まらなかった。 「奥さんっ……やらしい……乳首ビンビンで、うまそ……」 ジュルジュルと音を立てながら激しく吸い上げながらもう片方は抓りあげると薰は身体を小刻みに震わせた。 「ひゃぅっ……ちくびっ、だめぇ……」 エプロンは修理業者のヨダレで、下着は薰の先走りで色を変えている。 「すっげぇ……こっちもビンビンっすね……奥さん溜まってたの?」 「そ、ういうわけじゃ……無いけど……でもこんな事されたら……」 「感じずにはいられない?」 言いたいことを先に言われて頷く。素直に頷いた薰に対して修理業者の男は更に卑猥な要求をした。 「奥さん足広げて腰浮かせて……すけべなポーズで誘って下さいよ」 「……んっ、すけべなって……」 「腰を突き出して、ち○ぽ触ってっておねだりしてくれたらちゃんと気持ちよくしますんで……」 言われるままに薰はつま先に力を入れ腰を持ち上げ卑猥に象られた股間を見せつけるようにポーズをとった。 「はずかし……ぃ……」 ただ見られているだけなのにその視線にまた下着を濡らしてしまう。じんわりと濡れた下着を眺めながら修理業者の男はガチャガチャと音を立て慌ただしそうに下着ごとズボンを下ろしソレを擦り上げた。仕事で鍛えられたのか、割れた腹筋がひくりと動く。 「はぁっ……奥さん……っく……」 「……ねぇ、一人で楽しむなんて……ずるい……僕も触りたい」 うっとりした目で修理業者の男を見上げながら薰はゆっくりと体勢を起き上がらせた。修理業者の男の胸に頬擦りをして乳首を狩るか爪の先で弾く。円を書くようにしてそのまま爪で刺激を与えると男はうっと小さい吐息混じりの声を洩らした。 「ふふ、ちくびきもちいいんだ……なら……舐めてあげよっか?」 赤い舌をチラつかせながら薰は言った。 「うっ……お願い、します……っァ」 厚ぼったく熱を持った舌先がチョンと乳首に触れた。 「んふっ……かたぁい……おちん○んとどっちが固いかなぁ〜?」 さっきまでの恥じらいはどこへやら……薰は上目で修理業者を見ながら指先と舌先で両方の乳首を刺激し始めた。 「やめっ……あうっ……奥さん……」 「んふふ……僕もね……乳首攻められるのだぁいすき……んちゅ……ねぇ、君も触ってくれる?」 「は、はい……」 さっきまで主導権を握っていたと思ってたのに、いつの間にか薰に言われるがままそれに従うようになっていた。そろりと薰の乳首に手を伸ばしきゅっ、と抓りあげると薰はアンっと甲高い声を上げる。 薰は次第に恥ずかしがりながらも積極的に体を擦り寄せたり、誘惑したりすると同時に大胆な誘い文句言うようになってきた。 「ねぇ、もっと色々できるようにあっち、行きませんか?」 視線の先を追うとそこにはソファがあった。色々……など含んだ言い方をしているがそれがなんなのかすぐに理解した。むしろ互いに頭の中はもうその事でいっぱいだろう。 ソファへと場所を移すと、薰はすぐに激しく口付けてきた。 触れる場所も下腹部……へその下当たりを指でなぞったりしている。 「はぁ……お兄さんのここの匂い……たまんないっ……この匂いすっごい……お腹の奥きゅんってする……」 汗と体液でぐちゃぐちゃになった下着を脱ぎ捨て、大胆に脚を開いて修理業者の上に乗り上げ股間の辺りの匂いを嗅ぐ薰。互い違いになっているせいで薰のヒクヒクと蠢く孔が修理業者の目の前に晒される。 「奥さんのケツ穴めっちゃヒクヒクしてるじゃないっすか……」 「あぁんっ、だってぇ……こんな凄いの見ちゃったら……我慢できなくなっちゃう……っ」 修理業者の勃起したソレは今まで見た中でも上位に入るくらいの大きをしていて、なんというか股間にクるフェロモンのようなものを感じる。男の匂いにつられて薰のソレもさっきから蜜を溢れさせ止まる事を知らない様子。 「奥さん……フェラ……できますか?」 恐る恐る尋ねる修理業者に対し、その言葉を待ってましたとばかりに薰は返事の代わりにソレにむしゃぶりついた。 「んふっ……んくっ……っはぁ……」 成長したソレはあまりにも大きく、全てを口に含むのは難しかったが、唇を窄め必死に扱いた。 「あ……やば……っ口のなか熱い……」 「んじゅっ……んっ、んっ……」 唾液を絡めながらわざとらしく音を立てる。ただ男の勃起したペニスを舐めているだけなのに、腰が自然と動いてしまう。修理業者の上で腰を振りながらフェラチオを続けるうちに、薰の身体も疼きに耐えられそうになくなっていた。 「っはぁ……君のも……さっきから先走りが止まらないよ……舐めても舐めても……溢れて……」 舌先で亀頭をクリクリと刺激しながら言った。一度股間から顔を上げ、今度は両手でしりたぶを開いてみせる薰。 「奥さんの孔まじヤバいっす……」 修理業者の男の目の前に晒されたのはビクビクと蠢くアナル。指の腹で何度かノックすると後孔は軽く口を開いた。 「あんっ……指……そのままいれて……」 フリフリとしりを振る。ゴクリと唾を飲み込むのが聞こえたかと思うと、骨ばった指がゆっくりと挿入され始めた。 「ふぁぁ〜っ……ゆび、ふとい……ぃっ」 そのまま抽挿を繰り返されゆっくりとか中を開かれていく。指先で内部の突起を掠められ薰の腰がビクッと大きく跳ねた。 「ここ……イイんだ……」 修理業者の男はそこを執拗に攻め立てた。また股間に顔を埋めていた薫もそれに耐えられなくて思わず顔を上げ、とろけた顔をしながら甘く切ない声を上げた。 「んぁっ……らめっ……そ、そこ……きもちい……っ」 「っはぁ、ヨダレ垂らしてエロい顔して……奥さんもう堪んないっふ……」 いつの間にか薰のソコは指を三本加えこんでおり、挿入するには十分広がっていた。 「んぁっ……はぅ……も……欲しい……っ」 お願いと請われれば、限界が近い男だ返事などする余裕もなく薰の向きを変えさせてそのまま挿入。最初、入口が少し引っ掛かりを覚えたがその後は殆ど抵抗なく奥へ奥へとどんどん呑み込んでいく。 「奥さんの……なか、口んなかと同じくらい……熱い……とけそっ」 「感想言えるほど……余裕あるんだ……っ、なら……」 下腹部あたりに力をいれ、ナカのオトコを締め付ける。 「アッ……くっ……それ、ダメっ……」 きゅぅっと締め上げられ、男は小さく声を漏らす。吐息が混ざったその声が薰の耳をくすぐる。 「はぁっ……すごぉい……おっきいの奥に当たって……きもち、いのぉっ」 ぱちゅぱちゅと音を立てる結合部はまる見え。あふれた体液が混ざり合い泡立っている。 「奥さんっ……ほんっ、とエロい……男に突っ込まれてっ、ち○こビンビンにして腰揺らしてっ……」 「ンンっ……やぁっ……」 言葉で煽られた薰は無意識で中のソレを締め付けた。 「エロい事言われんのっ、感じんの?」 「んぁっ……ん、感じ、ちゃ……ぅっ……」 腰を振りながら薰は自分で乳首を摘んだりこねくり回したりと刺激を与えている。 「自分で触ってんの……っはぁ、いいね……もっと見せて……」 俺はこっち、と小さく震える薰のソレを優しく握り、軽く上下にすく。 「はぁぁんっ」 やはり前に触れるのは快感が強いようで薰は一際高い声を上げた。 「やっぱりこっちも好きなの?」 「……っ」 意地悪く聞かれ、薰はそっぽを向いた。 「ふーん、そ。言わないなら……」 男はパッと手を離し下からの突き上げも止めてしまう。 「や……して……言う、からぁっ」 快楽を求める薫にとってお預けされるのが何よりも堪えるようで、涙目です続きを求めるかのようにすがりついた。 「ん?」 男は知らんぷりをして小首を傾げる。 「……お、ちん……ちん触るの……きもちいい……」 「聞こえない、なに?」 「……い、じわるやだぁ」 「意地悪じゃないよ、奥さんの口から聞きたいだけっすよ?」 「うぅ〜……おちんちん触るの……気持ちいいから……奥ぐちゅぐちゅってしながら……触って欲し、ぃ……っ」 「奥ぐちゅぐちゅされたいの?」 「ん……され、たい」 「これ以上したら奥さんのココ、ま○こになっちゃうよ?」 「いい……よ、おま○こにしてぇ……」 卑猥な言葉を口にした途端、また中がうねり男を締め付けてしまう。 「それじゃ……遠慮なくっ」 男は下から薰の奥を突き上げる。 「んァァっ」 「ほらほら、奥さんもちゃと動かないと……ねっ」 男の上に跨ったまま自分でも上下運動をする薰。律動があまりにも強く、バランスを取るので精一杯でいつの間にか胸をいじるのを忘れてしまっている。それどころか、感じいってるせいか涙と涎で綺麗な薰の顔はぐちゃぐちゃになっていた。汗と精液とが混ざりあってなんとも言えない香りが鼻腔をくすぐる。そしてその全てが2人の欲望を掻き立てていく。 「あっ、んん……きもち、い、のぉ……硬くて……太いのでゴリゴリされるのっ、たまんないっ……っはぁん、ンンっ」 「まじっ……もってかれそ……奥さんっ」 亀頭で奥を突き上げれば薰はその度に甘く濡れた内部で男を締め付けた。 「あぁんッ、おち○ちんでイッちゃうっ……も、うっ……はぁんっ、イき、たい、ぃ〜……イッてい、い?ねぇ……お兄さんのおち○ちんでっ……イかせてぇ……っ」 「俺も……っ、奥さん……イキそ……っ」 男は薰の腰を掴むと最奥を力強く穿つ。 「あぁっ……ほん、とに……イクっ……ぅ、おく……突かれてイッちゃ……あっ、あっ、あーーーーんっ」 薰は甲高い声を上げ、射精することなく達してしまう。 「っく、すげぇ……締め付け……っ、イクっ」 痙攣する顔の内部に締め付けられ、男も呆気なく達した。 「やべぇ……まだ……出てるっ……」 男の射精は長く続いた。 「すごいっ……こんな長く……ドクドクって……はぁ……」 薰は恍惚の表情を浮かべながら言った。 「奥さん……最高……」 「お兄さんも……♡でも……まだ足りないの……このままもう一回シて?」 薰は男に抱きつきながらねだる。もちろんと男は答えそのまま律動を再開した。 それから何度も求め合い、気がつけばあっという間に日はくれていた。 「やべっ、もうこんな時間……」 「ホントだ……急がないとあの人帰ってきちゃう……」 何度もナカに出したせいで薰の太ももは男の精液で濡れていた。二人は慌てて汗と精液をシャワーで流してから痕跡を消すため片付けに勤しんだ。 〈終〉

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