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第二章・2

 勃って静かに蜜をこぼす悠のペニスを、慎也はそっと握った。 「あ、ダメッ!」  今性器を弄られると、すぐに射精してしまいそうだ。  だが慎也は軽くそこを握ったまま、もう片方の手で悠の後ろにローションを塗ってきた。 「安心しろ。悪いようにはしない」  くちゅくちゅと音を立てて、慎也は悠の蕾の中を探った。 (少し緩いな。結構、客を取っているということか)  後ろを慣らし、慎也は自分のペニスにスキンを着けた。  性病の、感染予防のためだ。  自分を苛める舌や指が離れたので、悠は首を起こして慎也の様子をうかがった。  その目に飛び込んできたのは、特大サイズだ。 (ううう嘘! 手首くらい太い!)  動揺する悠を知ってか知らずか、慎也は圧し掛かってくる。 「挿れるぞ」 「ま、待って! ちょ、待っ!」  硬い先端が、体内に潜り込んでくる。  ゆっくり、少しずつ、悠の身体は慎也に侵食されてゆく。 「あ、はぁ。ふぅ、はぁ、あぁ、あ」 「キツイな」 (そのペニスだったら、誰だってキツイよ!)  しかし、ゆっくり挿れることが、慎也の優しさだったのだろう。  一気に奥まで突かれると、失神していたに違いない。

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