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第6話【11/26『いい風呂の日』ネタ】キミと風呂に入る口実。
寒い……今年の11月はちょー寒いよ!!
こういう日はなんだね………風呂に浸かりたいねぇ。
別に俺はジジイなわけでもないし、どちらかと言うとシャワー派。
これはちょっとした下心もある言い訳で……。
俺は11/26(土)の『いい風呂』の日に、可愛い俺だけの『恋人』と一緒に風呂に入りたくて口実を探していた。
こんな俺は相当な邪念の塊な男です!!
まさかね……俺がこんな些細なイベントごとに必死になるとか、少し前までは考えもしなかったよ。
_____
「スマートフォンですか?」
昼休み、いつも通り俺は一年六組の叶の席の前の椅子を陣取って座った。
「そう、使ってるのあんま見ないけど、持ち歩いてんのかなって」
叶のスマートフォンはGPSをつけている。
まぁ、当たり前だけどね……なぁんせ世界の『笹倉グループ』の御曹司、顔は知られていないけど……その容姿じゃ誘拐されてもおかしくないからね。
でーも、俺はそのおかけで叶を『ラブホ』に連れ込めなくて困ってます!!
実は先日叶の処女を美味しくいただきました。
しかも2回目も二日連続でいただいてしまいました。
幸せですよね………俺。
「一応持ち歩いてます。父さんに言われてるので」
あぁ……あの叶の父親は…なぁんか逆らえる気がしないんだよね、俺でも。
それは少しだけ刷り込みもありかも。
(……叶のカメラの………トラウマ教えられたとき、俺なぁんにも言えなかったもんね)
あのときの俺はホントにカッコ悪くて仕方がなかったさ。
俺はあのときを思い出すと内心溜め息と申し訳なさでいっぱいになる。
実は言うと……俺も叶みたいに自分に自信がないんだよね?
皆俺を見て、逆ナンとかしてくるし女は俺の見た目が好きみたい。
でも、俺は自分を鏡で見てもカッコイイとか自分の一部が特別好きな部分は感じない。
そりゃナルシストじゃない限り有り得ないけどさ。
「……杉原先輩はスマートフォンは常に持ち歩いていないんですか?」
叶はすでにスクバから弁当とタンブラーを机の上に出していた。
俺は少しだけ考えていたのでまだ机にパンとコーヒー牛乳を出していない。
……叶は律儀だから俺がメシを食べ始めない限り自分も口にしないんだよね。
それは無意識なのか、気遣ってくれているのか……うーん……さすがに俺にもそこまで分かんないかな。
「そりゃぁもう、叶からいつ連絡がきても大丈夫なように持ち歩いてるよぉ」
「……そのわりには、返信が遅いです」
「タイミング悪くてねぇ…ごめんね?」
叶と電話とメアドを交換したのはつい最近のことで、すぐ返信したいのに……『亮』がらみの最中のことだったり『修行』だったり……隠れての勉強最中だったりで気が付くときは……真夜中。
お子様体質の叶は眠ってるだろうね……とつい朝に返信する。
だってさぁ、叶を起こしたりしたら可哀想じゃないの?
口説きまくりの俺でも一応気遣いはするさ、叶だけには!!
「……折角やっとの思いで先輩の連絡先をいただくことが出来たのに……」
……そんな不用心なこと言わないでくれるかな?
廻りで聞き耳を立てていた叶ちゃん大好きクラスメイトに間が出来ちゃったじゃん。
ただでさえ俺には『笹倉 叶』を独り占めしてる『憎き杉原 俊先輩』なんだからね。
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俺は有名名門私立男子高校三年生の杉原 俊先輩でーす。
このガッコには不釣り合いな生徒でかなぁり浮いてますし、有名人だったり。
ここはエリートしかいないから、少しでも道が反れると目立つけど、俺はこのガッコに進学したときから目立ってたかもね。
こういうガッコで素行を悪くさせようなんて馬鹿なことするヤツはいないよねフツーは。
でも俺はフツーなんてキライ!!
だって、それ個性を殺してるもんじゃないかなと俺は思うわけで。
……いっとくけど、俺は別に好きで校則を破ってるワケじゃない。
固っ苦しいのがキライなだけ。
言い訳です……校則かなり破ってます……でも!学校生活においては真面目だと今は思います!!
それはサボるとセンセー以外に怒ってくれる『特別』がいるから。
その『特別』はなんでこんな俺なんて『好き』になっちゃったのか……俺が口説きまくり攻撃をしたせいなのか、俺に何か惹かれるところがあるのか……正直なところ今も分かんない。
でも『恋愛』だから謎があっても良いかな……とか思うんだよね。
でもでも俺は浮いてますが浮くような問題を過去に沢山起こしています!!
どうやら俺はカッコイイらしい。
都心とか人気の多いとこ行くと逆ナンは当たり前で、俺も廻りからあまり褒められたりしなかったぶん調子に乗ってたよ。
セックスもキモチイイしサイコーに好きだし、むしろそれ『本能』だね。
女に褒められて、キモチイイことばっかり追い求めてたら…こんなガッコじゃ浮くに決まってる。
だから産みの親『小雪さん』の面子を潰さないで、『劣らない学力』を身に付けていれさえすれば良かったと思ってガッコにいる。
だから制服も着崩しちゃってるし、別にいーじゃん……それが俺の個性。
そんな俺を『夢中』にさせてる俺の『特別』が、今目の前にいる極上の美少年、笹倉 叶くん。
純日本人な名前なのに、見た目は異国の血が入ってるような容姿の美少年。
柔らかい猫っ毛で黄色味かかったブロンズの綺麗な髪色に、色素の薄いからか明るい緑色をした大きいビー玉のような目。
でも……やっぱり顔立ちは日本人だよね、………童顔なだけ?………中性的なだけ?………これは本人には言わないけど、気にしてるから。
こんなに可愛くて小さくてあどけなくて綺麗で天使のような容姿は叶は大嫌いです!!
『叶』という名前もキライらしい。
男らしくないからだって………俺は好きだけど。
『叶』っていい名前じゃんって俺は思うよ……確かに女みたいだけど、『漢字』が綺麗だよねぇ。
願いが『叶』う、想いが『叶』う………叶には『叶』という名前が一番綺麗だし似合う。
だから俺は『約束』を結んでから、俺が告白する前から『叶』と呼び捨ててる。
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「そういえば杉原先輩がスマートフォンを操作してるところは……あまり見ないですね」
そりゃそうだよ、何で好き好んで叶といるときにスマホなんて弄らないといけないわけさ……。
だったら『愛してる』叶のあちこちを弄り倒したいよぉ、俺は。
俺はパンに食らいついた。
だってさ、ここで言ったら叶が居辛くなるし俺は答える気はなかったからなんだけど……叶は俺に無視されたと思ったのか、俯いて弁当を食べている。
………あぁ、もう何でこんな反応するのかな。
「何で話してる相手が居るのに急用でもなくスマホ弄んないとイケないの?相手に失礼デショ」
「……ごめんなさい」
「俺は今怒ってないよ?普通」
ただ俺は普段通りに苦笑いで返したんだけど、叶は切なそうな変な表情。
可愛いけど……あんまし見たい表情でもないなぁ。
「叶は俺がスマホ弄ってるところが見たいの?」
「……ごめんなさい」
あーあ、またやっちゃったよ…また叶を悩ませてる。
でも、悩ませてるってことは解決させるのも俺の責任だからね。
(俺は叶のためだけなら努力を惜しまない不屈の精神の男だからね)
俺は口にパンを加えたまま、尻のポケットからスマホを出して……叶の目の前で叶にメールをした。
着信音もバイブ音も聞こえてこない……音消しの上にバイブもオフか。
「叶、スマホ見て………ん?」
あれ?
叶ちゃーん………何でキラキラした目を更にキラキラさせてこっち見てるのかな?
「……叶、メシ食わないと昼休み終わるよ?」
「あっ……あと15分でお昼休み終了です!!」
?
何か叶がもとに戻った?
………まぁ何でだか分かんないけど、戻りゃ良いか!!
「叶、音消しは偉いけど……せめてバイブは付けておきなよ。緊急の連絡も気が付かなきゃイミないよ?」
「……先輩はメールの返信を朝ではなくもっと早くください」
あれ?!
俺が逆に怒られたよ……。
_____
俺が昼休みに叶に送ったメールの返信はその日のHR前にきた。
五時限目と六時限目の間の休み時間に返信がこなかったのは……トイレでもいったのか……返信の内容に困ったのか。
『合意』は出せないかもしれません。
俺はその返信に吹き出しそうになった。
可愛いね、こんなのあの教室から送信したのかな?
そう思ったらもうこういう返事しか返せないよ。
それなら
出せる可能性も期待してていい?
返信してからすぐHRが始まっちゃったので叶がすぐに見れたかHR後に見たのか分かんなかったけど、その日は晴れていたのに……意識しすぎの叶は、キスもバグすらさせてくんなかった。
_____
次の日11/26(土)、昼前に俺は叶の家に迎えに行った。
土曜日だからガッコは休みな訳で当然私服。
「あれ……杉原先輩、今日の約束はお昼過ぎでしたよね?」
私間違えましたか?!とあわてている。
「間違えてなーい!!俺が勝手に早く来ただけ」
そう、ある目的のためだけに。
俺はボストンバッグを叶に渡してにっこり笑った。
「……何ですか?」
「プレゼント」
俺はこのプレゼントを渡すために叶の家に早く来たのだよ。
「服……?」
「そう」
「……いただく理由がありません!!」
理由ならあるんだけど、言っちゃったら多分警戒して着てくれないだろうな。
でも、実はそれだけの理由じゃないんだよね、今回は。
「いらない?………これ昔俺が着てた服なんだけど、さすがに小さくて着れないから叶に着てもらえないかなと思って持ってきたんだけど」
ウソじゃないよ?
……ただし言ったらキズ付きそうだから言わないけど俺が小6くらいの頃に着てた服です。
「………え?」
「お古に『亮』に着せようと取っといたけど、あいつが叶と同じくらいの身長の時が短い期間だったからタンスに仕舞ったままだったから着てないけど」
「……おいくら支払ったら良いですか?」
おーい、叶ちゃん…ブルセラショップやリサイクルショップじゃないんだからね?
「親しい間柄にお古を着てもらうのは、再利用なんだからお金はいらないの」
叶は多分知らないよね、兄弟居ないし……あまり親戚も居なさそうだから。
あ……またなんか叶のキラキラした目が更にキラキラしてるんですけど。
「………選ばせていただいて良いですか?」
ガーン………!!!!
今の言葉は俺でもさすがにキズ付いたよ。
「……選ぶの?!もらってくれないならいっそのこと1枚ももらわないで……リサイクルショップに売りに行くから」
「っ!!……全部いただいてもいいんですか?!」
………叶ちゃん?
なんか『笹倉 叶』の麗しい潤いキャラクター像が崩壊してるよ?!
キラキラした目が更にパワーアップしてキラキラが眩しいんですけど。
「………何か杉原先輩も、想像していたより可愛い服着ていた時期があったのですね」
と言いつつもすぐ着ちゃう叶もビックリだけどね。
それにその服一応子供服だし、言えないけど。
「俺にも可愛い時期はあったんだよ?」
「会ってみたかったです。……この服着てた先輩に」
…言えない……小学生だったって。
_____
「……俊さんもとうとう実家で叶さんと逢い引きに使うようになってしまいましたね」
勝手口から居れてくれたのは小雪さん……まぁ、正装だったわけで。
「ごめんね、小雪さん。叶と『ラブホ』に行く訳にはいかないから」
叶にはGPSもあるし、『ラブホ』には監視カメラがある。
よって、俺と叶がイチャイチャ出来る場所は本当に限られてくる。
「本当に……ごめんなさい」
叶まで謝っちゃったじゃない………小雪さん。
「叶さんは悪くはないんです。俊さんが企んでることくらい私には分かりますから」
やっぱ?
でもそう言いつつも電話した通りに用意してくれてる小雪さんは俺の母親で一番の理解者なんだろなって思うよ。
「私は母屋には居れませんから」
「分かってまーす」
仕事だもんね?
「叶さんを無理矢理『合意』に持ち込まないこと」
「叶『合意』の可能性は?」
昨日の『合意』の可能性の返事はもらっていなかったから聞いてみた。
叶は視線を反らした……。
………これは無理かな………?
「俊さん」
「無理矢理はしませーん!!嫌われたくないからね」
「……ごめんなさい」
?
……昨日の昼から叶が可笑しいと思ってたけど、やっぱ変だ。
今の叶の反応で俺は確信した。
それをどうやら小雪さんも感じたっぽい……苦笑いで後を去ってくれた。
_____
叶が変だと確信した上での行動が役に立った。
叶と俺はここで『命の洗濯』をしに来た。
幸い今日は11/26は語呂合わせの『いい風呂の日』、色々聞き出すには風呂がいい。
ただ入るだけなら和気藹々初めて叶の家の風呂でもいいだろうけど、あそこには執事やメイドがいる。
叶は本音を言える可能性は低い。
それに緊張を解すモノが足りない。
それが『服』だ。
二人で脱衣場に入ろうと俺がしたら……やはり叶が止めた。
「杉原先輩、……私は一人きりで脱衣したいのですが……」
「何言ってんの?……好き合ってる間柄で服をもらったら、あげた人がもらったら人を脱がせるのが常識なんだよ?」
半分ウソで半分ホント………断っていいんだよ?
叶が固まった。
「………先輩、嵌めました?」
「あれ?ハメていいの………嬉しいなぁ『合意』?」
俺はとりあえず着ていたジャンパーを脱いだ。
「叶、コートは脱いでいいよ」
「いいい嫌です!!全部このまま入ります」
「あれ?あげた服だけ脱がしていい常識だけど、このままだとあげてない下着まで脱がせるけど……叶は良いの?」
叶はコートは脱いで、ハンガーに掛けた。
……妙に大人しい。
何か俺は叶を落ち込ませることでもやらかしちゃったかな?
「叶ばんざーい!」
「え?」
キョトンとした叶の顔は可愛くて面白い。
だから俺はわざと、
「……なぁに?叶はエロぉーく脱がせて欲しいの?俺『理性』なくなるけどいぃ……」
すると叶はパッと両手を上げる。
こういうところ、叶は分かりやすい!
「ヨシヨシ、素直な叶はいい子だね」
兄弟がするようにして上げる……今の叶には丁度いいと思った。
トレーナーを脱がせて、シャツのボタンに指を掛けながら俺は話始めた。
「……何を考えてる、叶」
「………」
叶は黙っていた。
「言えない?」
俺はボタンを外しながら続けた。
「言いたくない?」
「……」
まぁ、ここ言ってくれないのも予想してたからいいか。
「風呂、温くしてもらってるから長めに浸かれるよ」
_____
清水宅の湯槽は広い。
だからかな……いつも湯気が多いけど、今日はさほどの湯気でもないかなぁ。
俺も叶も湯槽に浸かった。
「叶、変な話していい?」
「………」
返事がない……あれ?俺ひょっとして空振りしてる?!
まあいいや。
「この家の湯槽広いでしょ……俺この解放感好きなんだよね。小さいときから」
……しかしこれは温すぎはしない?
「杉原の家の風呂はさ狭くて黒いんだよ……綺麗だけど俺はこの木と石で出来てる湯槽が好きなんだよ」
「……」
「……養子に入って初めて一人で湯槽に入ったとき、ちょっと恐かった。杉原に馴染めるかな、とか。親父も義母さんも亮も歓迎してくれてたし、俺は結構場慣れしてるから大丈夫だろ!……でもそれが不安だった。いつか清水にも杉原にも馴染めないかもしれない……。そしたらさ湯槽の黒い所からサメが俺を襲いにくるかも……」
あぁ……空振りだな、でも最後まで話さないと自分の気持ちが収まる気がしなかったので話そう……。
「よく小雪さんから『風呂は命の洗濯』って言われてて辛いときほど長く入るように言われた」
「……私も一度、小雪さんに言われました」
あれ?
小雪さんに言われたって……俺の母親だけど『小雪さん』に何かちょー嫉妬するんだけど……。
「叶ここで『洗濯』しちゃいなよ。今日は11/26語呂合わせで『いい風呂の日』でもあるし」
「……杉原先輩の指が好きなんです」
「……は?!」
「別に……他の方の指は好きとは思わないんです」
え?
え?!
何の話かさっぱり分かんないんだけど?
「なので……スマートフォン操作してる指が見たかったり…先輩がその指で操作してくれたメールが早く欲しかったり…『亮』を守ってた先輩の手が指が羨ましかったり……」
指だと?
「……男らしいって思うんです、私の指なんて何でこんなにひ弱そうかなって」
「そんなこと考えてたの?!」
「先輩の……指ばっかり気にしてたら……嫌われてしまうかも、気持ち悪いって……」
だから……だから『ごめんなさい』?!
「叶は俺のどこが好きなの?」
「……え?」
「指だけなら、切り落とす」
ハッキリ言ってしまうとイライラしていた。
変な話だけど自分にだよぉ?
「まさかねぇ、自分の指に『嫉妬』するときがくるなんてね……」
叶の『好き』な俺の手で『指』で叶の身体を俺に引き寄せた。
湯のの力もあって、逃れられなかった叶の身体は意図もあっさり俺の腕の中に入る。
「やあぁぁぁぁぁっ!!!違いますっ杉原先輩の好きなところは色々あってっ」
叶と俺の間に叶の腕が入ってるけど、普段も全く力では俺に勝てた試しは無いんだから、体力の無駄使いは止めたほうがいいよ。
「怯えてるの?……叶は『合意』出してないんだから俺は何もしないよ」
「あの……では何故……こんな体制に…近いですっ」
あぁ、もうダメだ……。
俺は完全に叶には振り回される。
「……俺は叶の全てが『好き』で『愛してる』のに叶はそうじゃないみたいだから……『俺の全て』を見てよ」
俺は身体の力を全部を抜いた。
「『命の洗濯』だけじゃなくて『叶に洗濯』もされるよ……俺は」
「わっ私に……洗濯?」
叶は今まで見たことがないくらい困惑してるみたいだった。
「……『指』以外にも俺の好きなところを見付けてよ。俺も真っ裸だし見付けるには丁度いいと思う。俺が納得するまで叶の自力で見付けてね」
「たっ沢山ありますよ!!今見付けなくても……」
「大丈夫、俺は叶が相手なら……いつでも『合意』だから」
いつもシャワーばっかりで湯槽には浸かってないからか、俺はもう頭の中がふやけてたのか『いい風呂』状態だった。
完
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