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用語の説明
・シークレットガーデン
男娼たちが集う館の建つ島。地図にも海図にもない“存在しない”島。外の世界とは深い霧と海によって隔てられている。島から外の世界に行くことも、外の世界から島を訪れることも可能だが、自由に行き来できるわけではない。
・梅の館
紫檀の門をくぐった先にある東洋趣味の館。白檀の香が焚かれ、中華風の衣装を身にまとった男娼たちが出迎えてくれる。紅梅と白梅が一年中咲き乱れる。
・薔薇の館
つるバラのアーチをくぐった先にある西洋趣味の館。館のホールには大きな香水塔が置かれ、バラの香りを振りまいている。レースと宝石に包まれた男娼たちが出迎えてくれる。
・桜の館
極東の文化を感じられる朱色の柱が印象的な館。目眩がするような金木犀の香りに包まれている。美しい漆黒の髪を持つ男娼たちが出迎えてくれる。
・雛罌粟 の館
金とモザイクで飾られた中東風の館。麝香の悩ましい香りに包まれている。褐色の肌を宝石や金で飾り立てた男娼たちが出迎えてくれる。
・男娼
外の世界からやってくる客をもてなす男娼。15歳くらいから25歳くらいまでの少年や青年たちが多い。
・漕ぎ手
外の世界から客を船にのせ、シークレットガーデンに運んでくる。円形の中に青海波の模様が入った刺青を体のどこかに入れている。
・付き人
男娼1人1人について、細かなフォローやケアをする。円形の中に矢羽模様が入った刺青を体のどこかに入れている。
・庭師
シークレットガーデンの庭を造り、花を管理する。六角形の中に藤の模様が入った刺青を体のどこかに入れている。
・調香師
シークレットガーデンの香りを作る。四角形の中に源氏香の「幻」の文様が入った刺青を体のどこかに入れている。
・衣装係
男娼たちの衣装を管理する。大きい四角形と小さい四角形が組み合わさった刺青を体のどこかに入れている。
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