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第2話
この家に戻ってから1年半が経った。
僕の日常は。
朝、創士様と一緒に朝食をする。
調理は僕がする。
その間に創士様が珈琲を淹れてくれる。
その後、創士様は会社へ、僕は大学へ。
創士様は車で僕を大学へ送った後、会社へ向かう。
授業が終わった僕は電車で帰宅する。
早く帰れた日は、通いの家政婦さんの夕食の準備を手伝いながら料理を学ぶ。
それを創士様と一緒に食べる。
創士様は、時々、会食があるため、1人で食べることもある。
そんな日は、帰ってきた創士様と一緒に温かいミルクティーを飲む。
週末の夜は創士様の寝室で、時に夜が明けるまで互いを求める。
創士様に比べ体力がない僕は、よく途中で眠ってしまう。
そんな翌日目覚めると、いつも創士様は後ろから僕を抱きしめ眠ってあある。
僕の中に収めたまま。
「おはよう、柊」
「おはようございます、創士様……あっ…」
硬く大きくなった創士様が僕の良いところを刺激する。
「愛してる、柊」
「創士様、僕もっ……んああっ」
触れ合う肌に、今日も僕は創士様の傍に居る幸せを感じる。
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