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第4話
翌日。
前日と同じ時間に帰宅した創士様と夕食を軽めに取り、一緒にお風呂に入る。
「ああっ、創士様っ、ダメです……ベッドまで待ってください」
「柊、待てない。今すぐ此処に俺を受け入れてくれ」
シャワーで綺麗にした後孔に創士様の指が触れる。
今日は創士様の手で綺麗にされた後ろは、ローションを纏った指をすんなり飲み込み、すぐ僕のいいところを探り当てる。
「やぁっ、はぁ、はぁ、んんんーーっ」
「此処は柊の声が響いて良いな。柊、我慢しないで、俺にもっと声を聞かせてくれ」
「そう、し、様……。はぁんっ」
耳をなぶられながら、創士様の長い2本の指が僕の中を刺激しながら入り口を解す。
浴室には、僕が上げる声とグチュグチュと僕の中を行き来する創士様の指の音が厭らしく響いて、創士様も僕も興奮して身体が熱くなる。
「柊……」
「あ……」
お尻に熱いものが当たる。
反り上がった欲望を割れ目に擦り付けられる。
それだけで、僕の中心からダラダラと蜜が溢れる。
「柊、いい?」
「あ、創士、様……お願い…」
「んっ?」
「さ、最初は貴方の顔を見て…したいでーー」
僕の言葉は顎を掴んだ創士様の口の中に吸い込まれた。
絡み付く様なキスをしながら僕の身体は反転され、創士様と向かい合う。
片足を上げられ、浴室の壁に背中が当たり、タイルの冷たさにビクリと身体が跳ねたが、それは一瞬だった。
「ああーーっ!」
十分に解された後ろを一気に貫かれ、意識は全てそこに持っていかれた。
もう片方の足も持ち上げられ慌てて創士様の首に腕を回すと、そのまま壁に押し付けられる。
自重で奥深くまで串刺しにされ、苦しいのに気持ちがいい。
「はっはっ、はぁん…あっ」
「柊、もっと鳴いて」
「ああっ」
下から激しく突き上げられ仰反る胸の尖りを舐められ甘く食まれると、全身に痺れる様な快感が走る。
しがみつくだけでやっとの僕は、ただただその激しいまでの快感に声を上げ続け絶頂を迎える。
「うっ、柊っ…」
直後、僕の締め付けに創士様も絶頂を迎え、ドクドクと僕の中に熱いものが注がれる。
「あ、あ…」
「柊……今度は後ろから」
「あ……」
浴槽の淵に手をかけタオルを敷いた上に膝をつくと、すぐ腰を持ち上げられ貫かれる。
「んあっっ……あっ」
「愛、してる……柊…」
激しく打ち付けながら、創士様から与えられる快感に溺れた。
その後、創士様の寝室のベッドに運ばれた僕は、日付けが変わるまで創士様と愛を交わし合った。
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