1 / 21

第1話

僕は、平美樹。いつものように気持ちよく寝ていたんだけど、何か聞き慣れない声がして目を 開けると、知らない家にいた。 『ここはどこだ?』 「やっと目が覚めたかい。死んでいる  のかと、思ったよ。」 『ここはどこですか』 「どこって、あんた面白いこと  聞くね~。ここはサミル王国だよ」 サミル王国?聞いたこともない国だ。 「ごめんなさいねぇ、うちは金がないから  美味しいもの出せないけど、これ  どうぞ」 おばぁさんから渡されたのは、あめ玉 だった。僕は礼をいい、よく分からない サミル王国の話を聞く事にした。

ともだちにシェアしよう!