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第1話
僕は、平美樹。いつものように気持ちよく寝ていたんだけど、何か聞き慣れない声がして目を
開けると、知らない家にいた。
『ここはどこだ?』
「やっと目が覚めたかい。死んでいる
のかと、思ったよ。」
『ここはどこですか』
「どこって、あんた面白いこと
聞くね~。ここはサミル王国だよ」
サミル王国?聞いたこともない国だ。
「ごめんなさいねぇ、うちは金がないから
美味しいもの出せないけど、これ
どうぞ」
おばぁさんから渡されたのは、あめ玉
だった。僕は礼をいい、よく分からない
サミル王国の話を聞く事にした。
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